株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

いろんな試験を受けてみる

試験勉強をして,試験を受ける,というのは,特に合格するだけが目的ではありません。
試験は,ある程度体系化された知識を聞かれますので,その勉強をすることで,体系化した知識を身につけることができます。
情報処理技術者試験も本来はそうですが,1つ1つ,理解しながら勉強していくことによって,全体的な知識が身について,視野が広がるというのが理想です。
これをやらずに,単にパターンや用語を暗記したり,という勉強に走ると,せっかくの試験勉強の効果が半減します。
ということで,情報処理技術者試験だけでなく,他の試験を受けてみるのも,いろんな意味でおすすめです。
以前,「情報処理技術者試験の難易度 2012年度版」でも紹介した「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ(Ver5 Rev1)(PDF)」を見ると,IT関連ではいろんな資格があります。
ベンダー資格か国家試験か,みたいな論争がたまにありますが,自分の専門性を磨いていくなら,その職種に該当する資格は,両方取っておく方がいいと思います。
例えば,ネットワークが本業なら,ネットワークスペシャリストとCCIEは両方とるのがおすすめです。
個人的には,秋にITサービスマネージャを受験するのに備えて,ITIL V3 Foundationはとりあえず受けてみます。それより上は,受かった後に考えようかな,と考えてます。
そして,意外と気分が変わって面白く,役に立つのがITとは違う分野の資格です。
例えば,工事担任者は,実際にネットワークを接続する時に必要な国家資格ですが,この勉強はネットワークスペシャリストに役立つ部分も多いです。
物理層,データリンク層,ネットワーク層など,OSI7階層の下の方のレイヤに詳しくなりますし。
今日,秋葉原を散歩してみて,なんとなくアマチュア無線の店に寄りました。
そこで,,そういえば,アマチュア無線技士の試験に出てくる無線工学って,結構回路図がいっぱい出てきて,エンベデッドの試験とも似たところがあるなぁ,とちょっと思いました。
電磁気学バリバリで,思いっきり理系,って感じで,久しぶりに問題を解くと新鮮で面白かったので,第1級アマチュア無線技士でも受けてみようかな,という気になりました。
申込は来月なので,ちょっとパラパラと見てみます。
あと,今日本屋のポスターで発見したのですが,「モバイルシステム技術検定」というのもあるそうです。
せっかくなので,いろいろ情報を仕入れてみるのも面白そうだと思ってます。
なんか,とりとめもなくなりましたが,「とらなきゃいけない資格」や「とったら有利になる資格」以外も,いろいろ受けてみると,知識の幅も広がるので楽しいと思います。