以前の,わく☆すたの「合格への道しるべDVD」では,シークレットページを用意して,おすすめ本やおすすめしない本などを紹介していました。

また,来週開催される「スタートアップセミナー 合格への道しるべ」でも,講義の中で,おすすめ本やその理由,また,下手な本をつかまないための選び方のコツなどについていろいろお話しします。

ただ,このあたりが公開できない理由の半分ぐらいは,「おすすめできない本」についての話は公開するといろいろ大変だからです。ですので,ここでは無難な範囲で,ネットワークスペシャリストのおすすめ参考書について少し紹介したいと思います。
まず,ネットワークスペシャリスト試験の場合,「この参考書さえやれば合格!」という本はありません。
どれも一長一短ありますし,何冊か買って部分的に役立てる,というのがオーソドックスなやり方になります。

また,「この本をやってもほとんど合格に近づかない」といういわゆる地雷本が多いのも,ネットワークスペシャリスト試験の参考書の特徴です。
個人的に一番おすすめなのは,どのネットワークスペシャリストの参考書よりも,「マスタリングTCP/IP 入門編 第5版」です。
第5版は今年発売ですし,内容的にかなりリニューアルされていますので,基本の学習にはおすすめです。

ただ,仮想化などの技術にはあまり対応していないので,最新技術については,別の参考書や専門書で補う必要があります。
そして,ネットワークスペシャリストの学習では,何よりも過去問演習が重要になります。
ですので,参考書や問題集としては,過去問解説を中心にしたものが多く出版されています。

過去問解説が詳しいものとして,おすすめのものは,
2012 徹底解説ネットワークスペシャリスト本試験問題
情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト 2012年版
の2冊です。

ネットワークスペシャリストの情報処理教科書は,過去問解説が半分以上ですので,参考書としてよりも,過去問集として使うのがおすすめです。

あと,1年分ずつで1冊になっている
ネスぺ21 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ
ネスぺ22 β版 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ
は,過去問を徹底的に学習するときにとても役立ちます。
23年版が出るかどうかは未定なので,1年分だけでもしっかりやって,あとは他の過去問集で補強,という使い方がいいんじゃないかと思います。

それ以外の本の紹介としては,
ネットワークトラブル対応徹底解説―クラウド時代のネットワーク設計・構築・運用術
は,試験対策書ではありませんが,実践的な知識の補充にとても役立ちます。
実際のトラブル事例を知っておくことで,午後問題での解答の幅が広がりますのでおすすめです。

あと,同じような理由で,「サーバ/インフラエンジニア養成読本」も結構役立つと思います。
このシリーズでは,最近,「サーバ/インフラエンジニア養成読本 仮想化活用編」も出たので,仮想化については,こちらも使えると思います。

ネットワークスペシャリストは,情報処理技術者試験の高度9区分の中で,準備に一番時間がかかります。
なるべく早めに勉強を始めていきましょう。