株式会社わくわくスタディワールド

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一歩一歩,ステップアップしていく

続々と合格体験記をいただいています。
ご応募いただき,ありがとうございます。

現時点でいただいた体験記から,今回の応募の特徴としては,「常連さんが増えた」ことと,「データベーススペシャリストとプロジェクトマネージャが多い」ことが挙げられます。
情報処理技術者試験には,実は,「受かると次も受かりやすい」という特徴があります。
自分の経験からも,受講生さんや知り合いの状況からも,「受かる人は連続で受かる」ことがすごく多いのです。

今回は,去年応用情報技術者に合格された方が,今年やデータベーススペシャリストに受かった,とか,前回は情報セキュリティスペシャリストだったのが,今回はプロジェクトマネージャ試験に合格した,という感じで,順番にレベルアップしている体験記をたくさんいただいています。
改めて,徐々にステップアップしていくって大事だなぁ,と感じています。

自分の実力で,段階の飛び越しをせず,勉強すれば無理なく取れる資格から順にとっていくと,連続して合格しやすくなります。
基本情報技術者や応用情報技術者の勉強をきちんとやると,次の高度の勉強に確実につながります。
私の感覚では多分,情報処理技術者試験でステップアップしてくときの大きなステップは3つあって,

 1つは初めて情報処理技術者試験に合格するとき,
 次は初めて高度区分に合格する時,
 もう1つは初めて論述系区分に合格する時

です。

最初は,情報処理技術者試験というものがどんなものかわからないので,いろいろ戸惑うことも多いと思います。
まずは,簡単な試験から順に受けていくのが,一番確実です。
それを突破して応用情報技術者まで合格したら,次は最初の高度区分で,レベル差に圧倒されることが多いです。どの区分を受けるにしても,内容はかなり深くなりますし,文章も長文になります。

いきなり高度区分だと,乗り越えるべきハードルが多すぎて,かなり苦労すると思います。
そして,論述系になると,スペシャリスト系の高度とはまた,違った準備が必要になります。
「論述式の文章を書く」こと,「題意に合わせて,専門家として文章を書く」ことなど,知識だけでは太刀打ちできないことが増えてきます。

ただ,それぞれのステップを超えた後は,比較的楽に,次に行けると思います。
ネットワークスペシャリスト,情報セキュリティスペシャリスト,そしてデータベーススペシャリストは,結構毛色が違いますが,1つ受かると,2つ目,3つ目は意外とすんなり合格したりします。

論述系はもっと顕著で,なにか1つ受かってコツをつかむと,その後は連続で合格する人が多いです。
特に,システムアーキテクトとプロジェクトマネージャなど,立場の違う2つの試験が書き分けられるようになると,他の試験区分も合格しやすいです。
人によって,壁だと感じるステップは違うとは思いますが,1つ1つのステップがすべて大変なわけではありません。

まずは一歩一歩,目の前のステップに,全力で取り組んでいきましょう。