今日は,2012年秋向け公開セミナー「情報セキュリティスペシャリスト対策3回コース2回目」を開催しました。
いつものオープニング板書は,弊社facebookページに公開しています。

今日のセミナーでは,過去問演習で,情報セキュリティスペシャリスト平成24年春午後1の問4と問1を取り扱いました。
質問もいろいろ活発に出て,充実した過去問演習になりました。
ご参加いただいた皆様,一緒にセミナーを盛り上げていただき,ありがとうございました。

今日はセキュリティ技術の問題だったのですが,それでもマネジメント系,というか人間や組織の話が,問題のポイントになるな,と感じました。
情報セキュリティスペシャリストの問題では,いろんな会社の問題が出てきます。
そして,セキュリティの守り方というのは,会社の業務の種類によって,大きく異なります。
ですので,問題文の最初の1ページで,その会社の雰囲気をつかんで,イメージしてみるのは大切です。
保険会社だったら,かっちりした人が勤めていて,個人情報が厳密に保管されているイメージ。
旅行会社や不動産会社だったら,ITに詳しくない人がいっぱいいるので,「普通ならありえない」ような失敗がいろいろ起こるイメージです。
「自分の会社ではこんなことはやらない」というこだわりは,試験問題を解くときには邪魔になります。
あくまで,「問題文の会社」に合わせて,最適な答えを考えていくことが大切です。
私は職業柄,いろんな企業にお邪魔させていただくのですが,企業のセキュリティ状況は,時と場合によってさまざまです。
一番セキュリティが厳しかったのは,某自動車製造関連の会社で,そこは私物持ち込み禁止で,「受付前のロッカーに持ち物はすべて入れる」という規則でした。
携帯電話も持ち込み禁止なので,1日講義していてかなり心許なかったです。
情報処理技術者試験では,問題文の状況に合わせた,現実的な解答が求められます。
別に,「実際はこんなことやらないけど,こうするべきだから書く」という風に,妥協して書くものではありません。
試験問題の流れに沿って,その会社をイメージしながら書くと,現実的な正解に近づいてくると思います。
問題文をイメージする感覚は,最初は難しいかもしれませんが,過去問演習を繰り返していると,身についてきます。
1問1問,いろいろ想像してイメージしながら,問題を解いていきましょう。