株式会社わくわくスタディワールド

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計算は,手を動かして自分でやってみる

12月8日(土)に,第1級アマチュア無線技士の試験があって申し込んでいるので,勉強をはじめました。
前回,物理や電気回路などをかなり忘れていて落ちてしまったので,じっくり勉強してリベンジです。
今回は,問題集を中心に行っているのですが,気をつけていることは,「実際に手を動かして自分でやってみる」ことです。
計算や,考え方の道筋を,鉛筆で書いて1問1問問題を解いていってます。

計算問題などは,解説を読んで理解した気になっていても,頭には入っていないことが多いです。
そのため,計算式などを手で書いて確認しつつ,1つ1つ数字を当てはめていく過程も,全部書いて残しています。
頭にも入りやすいですし,自分で1つ1つ解いていくと,理解もしやすくなります。
無線の勉強だけでなく,情報処理技術者試験の勉強も,手を動かしてやってみることが大切です。
特に,計算問題や,基礎理論などの論理的に考える問題は,手を動かして実際に解くことの効果はかなり大きいと思います。
解答解説などを読んで良く理解できない場合でも,1つ1つ書きながら自分の手でやり直してみると,理解できることも多いです。
このとき,「単に書き写す」だけだと,頭を素通りして効果は薄いので,実際の計算だけでも,自分で実際にやってみると,頭に残りやすく,理解につながりやすいと思います。
応用情報技術者試験の午前で最初に出てくる基礎理論の分野は,自分で計算したりする必要がある分野です。
この分野は,手間がかかってできるようになるのに時間はかかりますが,一度できるようになると確実な得点源になる分野でもあります。
時間に余裕があるうちに,じっくり取り組んで勉強するのがおすすめです。
あと,アルゴリズムも,手で書いて考えることが効果的な分野です。
研修などで観察していると,アルゴリズムの場合,できる人ほど問題用紙にいろいろ書きなぐっていて,手を動かしながら考えている場合が多いです。
できなくて悩んでいる人は,手を動かさず,頭だけで考えようとしている人が多いように感じています。
最近感じるのは,頭と手って結構結びついていて,「手で覚える」「手で理解する」ことって結構多いんじゃないかな,ってことです。
多分,耳なども含めて,五感は数多く使って学んだ方が,より早く深く学べるような気がしています。
手を動かして考えると,やった記録も残りますので,達成感も得られるため,励みになります。
本を読んで勉強する「お勉強」だけでなく,いろいろ動いて勉強していきましょう。