株式会社わくわくスタディワールド

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使っているWebサービスの舞台裏を学ぶ

最近,我が家の料理のレベルが,ものすごく上がってます。
おでんとか,餃子とか,生姜焼きとか,今までも作っていた普通の料理が,「これ,おいしいよ~」と感動するほどおいしいのです。

その秘訣は「クックパッド」。
何年も前から使っているのですが,以前は生協の野菜セットに謎の野菜が入っていたとき,その調理法を調べるぐらいでした。
近頃はすごく便利になっていて,人気の,つくれぽ1000件以上のメニューを作ればハズレはなく,簡単でおいしいのです。
スマートフォンとの相性もすごく良く,台所で料理をしながら,画面で分量を確認して作る,ということも簡単にできます。
最近は家で作ることが多くなり,クックパッドの使用頻度が上がったので,とうとうプレミアムサービスにも申し込みました。
人気順で検索できますし,レシピの保管もでき,今日のおすすめ献立なども教えてくれますので,さらに便利です。

ちなみに,先日のバレンタインデーでは,こちらのレシピを参考に,キャラチョコを作ってみました。
こんな感じです。

ラムちゃん

ということで,最近は手放せないクックパッドなのですが,ここは実はかなり本格的なIT企業で,先進的な開発会社なのです。
リーンスタートアップという手法を用いて,成功するサービスを素早く立ち上げ,継続的に改善を行っています。

リーンスタートアップとは,シリコンバレー発の成功するサービスを作り上げるためのプロセスをまとめた手法です。最初から成功を目指すのではなく,「失敗することを前提」に,ユーザに実際に利用してもらいながら,失敗からいかに早く無駄なく成功にたどり着くかをまとめたものです。
具体的には,1.仮説の設定,2.仮説の検証,3.ピボット(方向転換)のプロセスを繰り返します。

このあたりの言葉は,ストラテジ系の午前問題ではそろそろ出そうな言葉なので,知っておいて損はないと思います。^^;

クックパッドでは他にも,テスト駆動開発(TDD:Test Driven Development)やプロトタイプ,Railsなど,高速に開発サイクルを回すための手法を積極的に取り入れています。
インフラまわりでも,ロードバランサやリバースプロキシなどを利用して高速化を図り,AWS(Amazon Web Services)を使って,スケーラビリティを確保しています。

このあたりの元ネタは,「Webサービス開発徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)」に書かれています。
クックパッドをはじめ,ニコニコ動画,pixivなどがどのように動いているのか,中の人がここまで言っていいの?っていうぐらい,詳細に技術面を語っています。
現役のエンジニアだったら,すごく面白く読めますし,役にも立つと思います。

Webサービスが身近になって,普段から触れている人も多いと思います。
自分が実際に使っている技術がどのような仕組みになっているのか,興味を持って調べてみると,いろいろ学べることが多いです。
特に,先進的な技術を使っているところほど,オープンなことが多いので,新しいサービスの舞台裏は,意外と簡単に知ることができます。

お気に入りのサイトがあったら,ぜひ,その技術的な舞台裏を探ってみてください。