本日，わく☆すた公開セミナー「情報セキュリティスペシャリスト対策　3回コース」が，無事終了しました。
ご参加いただいた皆様，ありがとうございました。
弊社facebookページで，写真を公開しています。

今日の問題演習は午後2に特化していて，昨年秋の午後2問題2問を題材に，午後2を徹底的に考える1日でした。

改めて，情報セキュリティスペシャリストの午後2は，国語の試験だな，とすごく感じました。

もちろん，ある程度の知識は必要です。
昨年秋の午後2では，問1ではWebサイト構築，問2では無線LANに関する知識は求められます。
でも，知識で解く問題はそれほど多くはなく，ほとんどは問題文を読みこなして，答えを導いていきます。

読みが甘いと，なんでも正解な気がして，適当に答えてしまいがちです。
実際には，解答の根拠が問題文の中にしっかり書かれていて，答えは一意になるようにできています。

そして，午後2では特に，聞かれていることは1つではありません。
40～50字以上の問題では，書かなければいけないことが2つ以上ある場合があります。

例えば，脆弱性対策の運用では，「脆弱性情報を定期的にチェックする」だけでは足りません。
「脆弱性が見つかったら，適切に対処する」ところまで必要です。
このあたりの記述が足りないと，満点ではなく部分点になったりします。

こういった勘所は，問題演習を深く繰り返していくことで，身についていきます。
あと1か月と少し，なるべく深く多く問題演習を行って，確実に解答できるようになっていきましょう。