株式会社わくわくスタディワールド

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自分で過去問を使って「模擬試験」を実施する

わく☆すた,美月です。
試験まであと3週間,そろそろ3月も終わりですね。
今年は,ネットワークスペシャリスト向けの問い合わせが多かったので,早めに教材を作成しています。
平成22年秋向けの「合格への道標」を発売開始しました。
秋試験に向けて,早めのスパートを切りたい方は,ぜひご活用ください。
でも,目の前の春試験を受けられる方は,そちらに集中してください。
情報処理技術者試験,特に高度区分は,試験区分が違っても,出てくる内容は共通のものが多いです。高度午前1は全く同じですし。春に向けて勉強したことは,必ず秋試験でも活きてきます。春の試験に向けて勉強することが,絶好の秋試験対策になります。
春にも試験のある,応用情報技術者,情報セキュリティスペシャリスト向けの教材は,今春の試験の傾向も確認してから,4月下旬~5月上旬頃に発売予定です。
試験直前になると,試験に対して不安な面というのが出てくる人が多いです。
そんな時おすすめなのが,「模擬試験」です。
情報処理技術者試験の「模擬試験」というのは,いくつかの会社で実施されています。
最新の知らない問題で自分の力を試したい,という方は,受けてみて新しい知識を身につけるのもいいと思います。
ただ,わざわざ模擬試験を使わなくても,自分で「過去問」を使って模擬試験っぽく実施してみるのもおすすめです。
過去問題の方が,模擬試験より質が高いですし,力試しという意味では,本番の試験により近いです。
過去3年分ぐらいはやった人が多いと思いますので,それ以前の,古い問題でもOKです。
情報セキュリティなどは,技術は古いですが,昔の問題でも十分使えます。私が見ている限り,平成13年度の情報セキュリティアドミニストレータ試験ぐらいから,「セキュリティのポイント」的なものは変わっていないので,活用はできると思います。情報セキュリティアドミニストレータだと,かなり易しめだとは思いますので,できればテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の方がおすすめです。
データベーススペシャリストは,古い問題でも全然OKです。
個人的には,平成12年以前の,「昔の」データベーススペシャリスト試験の問題が,歯ごたえがあって結構好きです。このあたりが解ければ,余裕で合格出来るんじゃないかと思います。
応用情報技術者は,昔の「第一種情報処理技術者」試験の問題が手に入るなら,やってみるのもおすすめです。実際,アルゴリズム問題は,去年は平成10年,11年の過去問の類題だったりしましたし,昔のものの方が再出題の可能性は高いと思います。
プロジェクトマネージャ,システム監査は,名前も変わってませんし,かなり以前にさかのぼってもいいと思います。
実際に時間を測って,力試しの模擬試験のつもりで問題を解くと,自分の弱点などがよりはっきりします。
実際に時間が足りそうか,きちんと答案が書けるかどうか,確認した方がいいことはいっぱいあります。
直前のこの時期,本番前に是非,過去問を使って模擬試験を実施してみてください。