春の情報処理技術者試験まであと18日ですね。
この頃の試験勉強の王道は,「過去問演習」をやることです。
午前も午後も,過去問をしっかりやっておくことが,合格に直結します。

ただ,この「しっかり」やるは,「数多くやる」ことではありません。
たまに,「過去問10年分やりました!」とか,「過去問全部覚えてます!」という人がいますが,そういうことではないのです。

大切なのは,「1問1問しっかり理解して消化する」ことです。
しっかり問題文を完全に理解して納得いくまで調べて,「この問題と同じ問題,もしくは類題が出てきたら確実に解ける」ところまで勉強していくことが大事なのです。

これをしっかりできるようでしたら,過去問は3期分で十分だと思います。
不安ならもちろん多めにやっていただいてかまいませんが,上辺だけ10年やっても,実力にはあまりつながりません。

午前問題は,直前期の裏技として,「過去問丸暗記」は,まあまあ使えるとは思います。
ただ,これを使って合格までいくのは,基本情報技術者や応用情報技術者の受験者で,午後は実務などがあるのでOKという方ぐらいです。
それ以外の高度区分では,これをやってしまうと,午前2までは突破できても,午後でつまずいてしまいます。

高度区分の午後問題は,やりこんでいくと,「類題だらけ」なのが感じられると思います。
特に,データベーススペシャリストなどは,聞いてることはほとんど一緒です。
ですので,10年さかのぼって問題演習しても役に立つ一方,過去問3年分の内容を完璧に理解したら合格ラインには余裕で到達します。

情報セキュリティスペシャリストも,「午後2の書き方」を理解するためにも,一度しっかり過去問を分析するレベルまで解いてみるのがおすすめです。
「なぜ,この解答なのか」がちゃんと腑に落ちてくると,本番の試験でも適切な解答が書けるようになります。

エンベデッドシステムスペシャリストの場合も,やり方はかなり共通なので,過去問の徹底学習は役に立ちます。
特に,ソフトウェア系の問題は,傾向は昔からあまり変わっていないように感じます。

プロジェクトマネージャ,システム監査技術者は,午後1をしっかり学習することが,午後2につながります。
「試験区分ならではの考え方」が,午後1にはあふれているからです。

残りあと少し,いっぱい演習を行いたくても,時間は限られています。
1問1問を丁寧に解きながら,本番に備えていきましょう。