株式会社わくわくスタディワールド

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当日をいいコンディションで迎えるための3つのポイント

試験前の最後の週末,試験まであと8日ですね。
週末予定のない方は,今日明日ぐらいは本気でしっかり,勉強してみるといいと思います。
息切れしてバテる前に,試験日はやってきます。

ただ,無理は禁物です。
本番はあくまで来週の日曜日ですので,ここで無理しすぎて気力や体力を使い切ると,本番まで持ちません。
残り1週間で一番大切なのは,何よりも「当日のコンディションを最高の状態にすること」です。

情報処理技術者試験は,午前午後と続く,長丁場の試験です。
ですので,日頃の勉強もそうなのですが,当日のコンディションの善し悪しが,合否にも大きく影響します。
試験日,それも当日の午後あたりにピークが合わせられれば,かなり合格の確率は上がります。

ということで,当日をいいコンディションで迎えるためのポイントを,3つ紹介します。

1.食事に気をつける

最近私は,カロリーと糖質を制限して,栄養素別に食事を記録しながらとっています。
これをやると,体重が減るのもいいのですが,何より体調がよくなって,頭が冴えてきます。
「腹八分目」ってホントに大事なんだなぁ,と改めて実感している今日この頃です。

真面目な話,食べすぎると脳は働かなくなりますし,必要な栄養素さえあれば,むしろ量的に足りないぐらいの方が,体にはいいように感じます。
試験日には,頭を冴えさせるために,昼食は控えめにする方も多いです。

個人的な感じとして,食生活の変化は,1週間ぐらい経ってくると効果が実感できるようになるので,今ぐらいから調整していくと,当日にはすごく体の調子がよくなっていると思います。
1週間ぐらいは健康的な,野菜中心の食事をしてもそれほどストレスは貯まらないんじゃないかな,と感じています。

お酒の飲み過ぎも体調に影響が出ますので,打ち上げを楽しみに今週は控えめにするぐらいがいいと思います。

2.仕事や家庭を調整する

IT関係の仕事は,忙しくて試験が受けられるかどうかわからない,という人も多いと思います。
受けにいかないと受かりませんので,可能なうちは受けにいけるように,調整することが大切です。
子供や家庭の事情などで,行くのが大変な場合もあるかと思います。

もちろん優先順位の問題ですので選択は自由ですが,可能なら調整して行った方がいいと思います。
親自身が勉強している姿を見せるのも大切です。

個人的には,この調整で一番大切なのは,家族や同僚などに,「頭を下げて,お願いする」ことかなと感じています。
自分の都合で無理させて申し訳ない,と素直な感じで頼めば,試験というのは結構,認められやすい理由です。

特に予定がなくっても,「君のおかげで勉強ができて,試験が受けられるよ,ありがとう」という気持ちを表現するのもいいかもしれません。
人間関係は,当日のコンディションに大きく影響してきますので,意識して円滑にしておくことも大切です。

3.「その試験」に合わせた生活や勉強をする

試験なんだから,その試験に合わせた内容を勉強をするのは当たり前です。
ただ,試験内容を勉強するだけではない勉強も,直前で行うと効果があるものもあります。

特に高度区分で大切なのは,「その試験区分の人になり切る」ことです。
以前,「高度技術者に,なりきりっこ」の記事でも書きましたが,試験区分特有の役割になり切れるかどうかは,合否の大きなポイントです。
1週間ぐらい前から意識して,その役割に合わせた生活を行うと,当日にはすっかりなり切ってるはずです。

あと,試験では,頭だけでなく「手」がちゃんと動くことも結構重要です。
論文を書いたり,過去問演習で記述したり,なるべく本番と同じような体験ができるような勉強は,この時期の効果は大きいです。


試験直前になってくると,できていないことがいろいろ気になり出したり,不安になってくるとは思います。
でも,試験は6割できれば合格です。
あまり勉強内容だけにこだわりすぎず,なるべく大きく全体を考えながら,試験までを大切に過ごしていきましょう。