昨日,書泉ブックタワーで,とても面白そうな本を見かけて,思わず衝動買いしちゃいました。

その本は,「HTTPの教科書」。
名前のとおり,1冊まるまる,HTTPについて掘り下げて詳しく説明した本です。
アマゾンではまだ予約受付中ですが,書泉にはあったので,都内の大型書店だともう置いてあると思います。

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詳しい目次は,著者の方のブログ“うさぎ文学日記”に,「Webに関わる人のための『HTTPの教科書』を発売」という記事がありますので,こちらをご覧ください。

HTTPのヘッダや細かい内容にについてしっかり書いてある本ってなかなかないなぁ,と感じていたのですが,これはそういう“かゆいところに手が届く”本です。
難しそうな内容の割に,イラストも満載で,楽しく読める感じに仕上がっています。
おもな対象は,Webアプリケーションの開発者で,Webの開発を行う時にHTTPについて調べるのに役立つと思います。

情報処理技術者試験対策としては,一番役立つのは,情報セキュリティスペシャリスト(SC)受験者だと思います。
HTTPの詳しいヘッダ内容などもよく出てきますし,ネットワークが苦手なSC受験者が知識を補うのに最適です。
特に,最後の11章はWebの攻撃技術について解説されていて,SQLインジェクションやクロスサイトリクエストフォージェリなど,代表的な攻撃の仕組みがとてもよくわかります。

もちろん,ネットワークスペシャリスト受験者にもおすすめです。
Webサーバの仕組みやステータスコードなど,しっかり知っておいた方がいい内容が満載です。
基礎をしっかり固めるときに,参考書マスタリングTCP/IPの補助にも使えます。

応用情報技術者試験あたりだと,ちょっとレベルが高いかもしれませんが,挑戦するのも悪くないと思います。
本自体は基本的なところから順にわかりやすく書かれていますので,読みこなすことは十分可能です。
ネットワークやセキュリティ分野だけでなく,システム開発分野にも役立つ内容です。

良質な専門書を読むことは,普遍的なスキルを身につけるためにも大切です。
試験と実務,両方に使える技術力を身につけるためにも,専門書もしっかり読んでいきましょう。