今日から配布の，平成26年春期の情報処理技術者試験の案内書・願書をもらいに，ヨドバシAkibaの有隣堂に行ってきました。
そこで，願書のそばに，「ご自由におとりください」というオライリーの卓上カレンダーがあったので，つい一緒にゲット。^^;

なかなかかっこいいですし，今年はこれを机の上に置いて使っていこうかな，って考えています。

ということで，平成26年春期の情報処理技術者試験の案内書・願書をチェックして，前回からの変更点をまとめます。
ちなみに，わざわざ書店などに取りにいかなくても，データは「平成26年度春期試験案内書」のページで公開されていますので，こちらをチェックすれば十分です。

今回の変更点，まずは1番どうでもいい点としては，情報高太郎さんの身分変更。^^;

前回，「平成25年度秋期情報処理技術者試験の変更点」の記事で取り上げたとおり，願書の作成要領の登場人物は，前回から情報高太郎さんになっています。
で，前回はスーパールーキーの社会人という設定だったのですが，今年のアンケート回答欄を見ると，身分が学生に変更されています。
1993年生まれということで，受験時21才なら当たり前といえば当たり前なのですが，理工系の情報系の大学生ということになっていますね。

真面目なところだと，前回「平成26年春期試験の概要と前回からの変更点」でまとめた変更点は，ちゃんと案内書・願書にも反映されています。

表紙裏に「お知らせ」で，「５．応用情報技術者試験及び一部の高度試験における出題数の変更について」と「６．全試験区分における「情報セキュリティ」に関する出題の強化・拡充について」ということで案内されています。

もう一度簡単にまとめると，午後の出題は，次のように変更になります。

・基本情報技術者試験及び応用情報技術者試験
　　午後問題の1問が必須の情報セキュリティ分野となります
・プロジェクトマネージャ及びシステム監査技術者
　　午後1の出題数が4問から3問に，午後2の出題数が3問から2問になります
・すべての試験区分
　　「情報セキュリティ」に関する出題の強化・拡充（午前は全区分で出題）

あと，これは前回からですが，応用情報技術者試験の午後の出題数は12問から11問へ，情報セキュリティスペシャリストの午後1の出題数は4問から3問に変更されています。
これらは，結構大きな変更だと思いますので，今回受験される方はご注意ください。

その他，平成26年度春期試験での細かい変更としては，最後のページの「受験票，試験会場，忘れ物に関するお問合せ」のお問合せ先が変更になっています。
今までは基本的に試験センターだったのですが，地域によって「ランスタッド株式会社」「株式会社マーケティングプロジェクト」など，いろいろな会社が窓口になっています。
問合せを行う際には，こちら（PDF）のページを見て，担当地域を確認してから連絡する必要があります。

ちなみに，大きく地方ごとに分かれているわけでもなく，結構バラバラです。
私の身近なところだと，岡山，福山，山口などはランスタッド株式会社で，広島は情報処理技術者センターのようです。
東京と京都及びそれぞれの近郊は同じで，日本通運株式会社となっています。

最後に，申込期間は，インターネット申込では1月14日（火）10時～2月21日（金）20時で，郵送では，1月14日（火）～2月10日（月）となっています。
あと1週間で始まりますので，それまでに受験種目を決めたり，午前1免除のための番号を用意したりなど，準備をしておくのがおすすめです。

早めに準備をして，余裕をもって試験を迎えていきましょう。

●お知らせ
応用情報技術者・過去問解説DVD平成25年春　テクノロジ編・ストラテジ他編を発売いたしました。（セットもご用意しています。）
3期セットなどの複数年度セットは，25年秋期分発売時に販売価格の調整を行う予定です。