おかげさまで今年も無事,「徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 平成27年度」が完成しました。

DB27book

もう予約が開始されていますし,9月上旬には店頭にも並ぶと思います。
春試験の参考書ですが,データベースはマスターするのに時間がかかるため,万全を期すために早めに勉強をスタートするのもおすすめです。

昨年度版との違いは,先日のブログで書いたとおりです。
基本的には,データベースは枯れた技術が多いので,学習する内容に大きな変化はないです。
ただ,今年の出題傾向から考えると,来年もDBMSやSQLが出題される可能性も高いですので,データベース設計に絞るだけではなく,まんべんなく全分野を学習する必要があります。

あと,応用情報技術者試験を受験される方で,合格したら春はデータベーススペシャリストを受験しようと考えられている方は,試験前にこの本を読んでおくとかなり役立ちます。
「1から丁寧にデータベースのスキルを積み重ねていく」ことを目的に書いていますので,基本情報合格レベルぐらいで十分読みこなせると思いますし,理論をしっかり理解できれば,応用情報技術者試験の午後問題(データベース)は,簡単に感じられるようになるはずです。

実は,応用情報技術者試験のデータベース分野とデータベーススペシャリスト試験との間で,出てくる知識にあまり差はありません。
応用情報技術者試験でも,外部結合や候補キー,スーパータイプなどが出てくることはありますし,SQLは応用情報技術者試験の方がかえって難しいくらいです。

「じゃあなにが違うの?」と思うかもしれませんが,データベーススペシャリスト試験では,「問われる内容の深さ」が違います。
例えば正規化の場合,応用情報技術者試験の午後問題の場合は,正規化の方法を知っていればなんとなく解ける問題がほとんどです。
しかし,データベーススペシャリストの午後試験の場合は,単に方法を知っているだけではダメで,完全に理解して即座に正規化を行う必要がある問題が出題されます。付け焼き刃の知識だと通用しないのです。

そのため,応用情報技術者試験の勉強をするときにはなんとなく概要を理解しておいて,それをデータベーススペシャリスト試験の勉強で再度復習しながら深めていく,という形をとると,より効率的に学習することができます。
次を見据えて高度区分の勉強をする,というのは,目の前の合格だけ考えると回り道に見えますが,長い目でみるとトータルの学習時間が短くなる方法です。

ちなみに,ネットワークや情報セキュリティなども,同様の学習方法が使えます。
自分の進みたい分野がはっきりしている人は,その専門性を深める方向で,早めに学習してみるのはおすすめです。

やっと少しずつ涼しくなってきて,過ごしやすくなってきました。
秋に向けて,試験に向けて,すこしずつペースアップしていきましょう。