気が付けばもう,大晦日ですね。
最近はコミケに行ったり,仕事をしたりとそれなりに精力的に過ごしていたのですが,今年はかなり,やる気のない1年でした。

ということで,あまり何もしていなかった気がするのですが,その中でも本だけは,山のように読んでいました。
あんまり気力が湧かない時って,好きな事しかできなくなったりしますが,改めて自分は,本を読むのが好きだったんだなぁ,と感じています。
多分,200冊ぐらいは買ってますし,図書館その他で借りて読んだ本を含めると,かなりいろいろ読んでます。

せっかくなので,そんな中で,「読んで良かったなぁ」と感じた本を,挙げてみたいと思います。
今年は,あんまり意識が高くなかったので,「読んで役に立つ」とか「今後に活かせる」というのは考えずに読んでいたのですが,その方が面白い本に,いろいろ出会えた気がします。

ということで,年末最後に,読んで良かった本ベスト10を挙げていきたいと思います。

10位 「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

IT関連の書籍は,結構いっぱい読んだはずなのですが,今年は「これはすごい!」という本には出会えませんでした。
今年読んだベストとしては,AWS関連本の中で,実際に動かして学ぶことができるこの本です。
いろいろ手を動かしながら学ぶ,ということが安価にできるようになったという点では,いい時代になったと思います。

9位 「東大教授が教える独学勉強法

勉強法の本って,最近は中身が薄かったり,やたらと功利的なものが多くっていいものが減っていたのですが,この本は良かったです。
独学というより,そもそもなぜ勉強するのか,勉強本来の目的についてしっかり書いてあり,共感できました。

8位 「中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史

歴史って,学校で勉強している時には面白くなくって苦手だったのですが,社会人になって自分で勉強すると,かなり面白いです。
特に,「学校ではこう習ったけど,史実は違う」とか,「長い歴史の中で,パターンを読み解く」という話は,読んでいてとても面白いです。
この本は,日本と中国という身近な2国が,どのように発展してきたか,歴史の繰り返しの観点で読み解くので,かなり説得力がありました。
必ずしもこれが全部正しいというわけではないと思いますが,歴史も,「正解が一つじゃない」と知ることができるということも,大切だと感じています。

7位 「増補 21世紀の国富論

経済や資本主義についても,いろいろ興味をもって読むと,面白いです。
流行りだとトマ・ピケティの「21世紀の資本」あたりが硬派でいいですが,個人的にはこの国富論が,読みやすくて好きです。
これからの時代,経済,お金に対しても,いろんな見方ができた方がいいんじゃないかな,って感じています。

6位 「永遠の0 (ゼロ)

賛否両論あるとは思いますが,私はこのお話は好きです。
百田尚樹さんの本は,最初のこの本が一番面白いんじゃないかな,と感じています。
映画も見にいきました。
戦争については,賛美するでもなく,否定するでもなく,客観的に見ていくことが大切なんじゃないかと考えています。

5位 「なれる!SE (12) アーリー?リタイアメント

IT系のライトノベルだと,今年もなれる!SEシリーズ以上のものはなかったかな,と感じています。
この巻は,突然関係者と連絡が取れなくなる,よくある現場の修羅場的なお話です。^^;
小説としては,この巻が一番面白かったですが,あんまり技術は関係ない感じです。
技術的難題を,ルータの設定一つで解決する手腕は,ちょっと読んでてシビれました。

4位 「フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

都会暮らしも,田舎暮らしも,それだけだと行き詰まりがちになります。
この本は,東京と熊野で「2拠点生活」を行っている2人が,東京と田舎にそれぞれの拠点をもつ利点や,その具体的なノウハウなどを挙げた内容になっています。

私も,この本を読んで,来年は新たな拠点を作りたいな,って考えています。
今の生き方を見直して,もう少し柔軟な発想をしたい方におすすめです。

3位 「海街diary6 四月になれば彼女は

マンガはいろいろ読みましたが,今年のベストだと,やっぱり海街diaryシリーズの最新刊かな,って感じです。
鎌倉を舞台に,4姉妹の交流や成長が描かれるお話しです。
人情マンガが好きな人には特におすすめ。

2位 「タオ―老子

老子については,思想的にかなり共感するものがあったので,いろんな本を読みまくりました。
現代語訳としては,一番中立的な感じで,このタオー老子が読みやすくていいと感じています。
学術的に読み解こうとすると疲れますが,疲れたとき,癒されたいときに,老子の言葉は心に沁みます。
マニアックな好みだと,「タオ・コード」などもありますが,これはちょっと好みが分かれるかな,とも思います。

1位 「生命のからくり

生物の進化や仕組みについて,いろんな方面から考えた,とても示唆に富む本でした。
生物は,「変わらない」ことと「変わっていく」ことの両方が必要で,それが進化の仕組みとしてうまく機能していることが,とてもよくわかります。
このストーリーは,仮説の一つではあるのですが,科学的な根拠もしっかりあって,とても納得のいくものでした。
現役の科学者が書かれた,生命科学の先端に触れることができる本として,とてもおすすめです。

かなり個人的な,趣味的なランキングですが,2014年はこんな感じでした。
年末年始,少しネットから離れて,本を読んでみるのも楽しいと思います。

それでは,皆様,良いお年を!