本日,7月11日より,平成28年秋期の情報処理技術者試験の申込みが開始されました。

申込みされるつもりの方は,早めに手続きをすませておきましょう。
都心部では特に,申込みが早いほど,家から近い会場に割り当てられやすくなります。
また,申込み忘れなど,不測の事態を避けることもできます。

秋の試験,何を受けようか迷っている方に,おすすめな試験を少し紹介します。

まず,学生さんやIT業界以外の方などで,IT業界に就職しようと考えられている方なら,一番のおすすめは『基本情報技術者試験』です。
IT関連の仕事,特にプログラミングなどのシステム開発に関わる場合に必要な知識がまとめられており,汎用性があります。
プログラミングに向いているかどうかの適性試験の役割も果たします。

基本情報技術者試験がイヤ,向いていないという場合には,同レベルとして設定されている『情報セキュリティマネジメント試験』もおすすめです。
今回2回目となりますが,情報セキュリティはこれからの時代に役に立つスキルですし,勉強しておいて損はありません。

その他,『応用情報技術者試験』までは汎用性がありますし,どんな人でも勉強していれば使える内容です。
取ったからといって劇的な効果はありませんが,ひととおり学習しておくと,今後新しい技術を学ぶ時にも役に立ちます。

それ以外の高度区分だと,時代の流れで,難易度の割に取ると評価されそうなのは,『情報セキュリティスペシャリスト試験』です。
今回で最後となりますし,これを持っていると国家資格である情報処理安全確保支援士として登録することができますので,今のうちに取っておくといいです。

あと,「難易度の割においしい」資格としては,『ITストラテジスト試験』があります。
知識はあまりいりませんし,システムアーキテクトなどと難易度がそれほど変わらない割に,企業で評価が高いところが多いからです。

先日,「論述系は“うまく嘘をつく”試験」で書きましたが,この“嘘をつくスキル”さえ高ければ,むしろITストラテジストは一番合格しやすい試験だと考えられます。
経営戦略に合わせてITをどのように使うか,という内容なので,ITに関する知識の学習はあまりいらないですし,経営戦略の知識もそれほど求められません。
一度過去問を解いてみて,できそうならいきなり挑戦するのもありです。

情報処理技術者試験にはいろいろあり,どれを受けようか迷ってしまうことも多いです。
まず,自分の“好き”と“進みたい方向性”を軸に,時代の流れを読みつつ最適な学習を進めていきましょう。