株式会社わくわくスタディワールド

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試験に合格するための超裏技(1) ~完全無欠コーヒー~

春の情報処理技術者試験まであと1週間,皆様調子はいかがでしょうか。
もう大丈夫,という方も,全然間に合わないよ~,という方もいらっしゃるかと思います。

いずれにしても,残り1週間の過ごし方はとても大切です。
そして,正攻法の「ちゃんと勉強する」というのはもちろん大切です。
ただ,それ以外の裏技,つまり「普通の勉強以外で合格の可能性を上げる方法」は,実はいろいろあるのです。

ということで,今回の試験に向けては,残り1週間で,そういった効果的な裏技を,いろいろお伝えしていこうかな,と思ってます。

食事を変えると頭が良くなる


まず,今年私が試していて,一番効果があったと感じているのは,「食事を変えて頭の状態を良くする」ことです。

具体的な考え方や手法は,「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を参考にしていますので,こちらを読んでいただくのが一番おすすめです。

私自身は,この本を年末年始に実家で読んで,1月からいろいろ実験してみました。
実際,食事を変えると,頭の冴えが全然変わってきます。

基本的なポイントは,「糖質(炭水化物)を取ると頭が鈍る」ことと,「良質な油は頭を冴えさせる」ことの2つです。

朝食や昼食にごはんやパンなどの炭水化物を多くとると,眠くなって頭が鈍ります。
ですので,午後のテストなどで,眠くなって実力が発揮できないということが起こります。
そのため,個人的には,試験前や試験中の食事に,おにぎりなどはおすすめしません。

逆に,朝に炭水化物をとらず,良質な油を中心とした食事にすると,頭が冴えて仕事も試験もはかどります。
脳を働かせるためには,潤滑油となるための油が必要なので,油を取ることは意外と大切なのです。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」には,「食事が変わると,IQが20上がる」という話もありますが,実際やってみた感じ,それくらいは変わる実感があります。

具体的には,アルゴリズムの問題が速く解けるようになったり,午後問題で文章が速く読めて,問題のポイントがすぐにつかめるようになる,といった変化があります。

ということで,食事を変えると頭が良くなります。
その方法はいろいろありますが,中でも,一番劇的に変わるのが,朝に「完全無欠コーヒー」を飲むことです。

完全無欠コーヒーの作り方


完全無欠コーヒーとは,元の英語だとBulletproof Coffee(直訳すると防弾コーヒー)といって,悪いもの,体を攻撃するものから身を守ってくれるコーヒーです。
コーヒーに,バターやココナッツオイルなどに含まれる良質なオイルを混ぜたもので,こんな感じです。

bulletproofcoffee

理論的な話は,本を読んでいただくのがベストですので,ここでは簡単に,作り方を紹介します。

完全無欠コーヒーを作るために必要な材料は,次の3つだけです。
左から,MCTオイル,バター,有機コーヒーとなります。

zairyo

MCTオイルは,ココナッツオイルから抽出して作られたもので,中鎖脂肪酸という良質の油が100%のオイルです。
こちらは都会でも置いてないところが多く,ちょっと入手が難しいのですが,上野の成城石井や横浜のダイエーなどでは売られていました。
「中鎖脂肪酸100%オイル」という名前で売られていることもあります。

ネットでは,「日清 MCTオイル」や「仙台勝山館 MCTオイル」など,いろいろ売られているので,こちらで入手するのが一番確実です。
なければ,ココナッツオイルでも代用できます。

バターは,ベストなのはグラスフェッドバター(牧草のみを食べて育った牛のバター)で,無塩のものです。
ただ,日本では入手が難しく,ネットでも「有機バイオバター グラスフェッドバター 無塩バター」といった形で売られてはいるのですが,納期も遅く,あまり日常使いには現実的ではありません。

写真のバターは,成城石井で買った有機発酵バターですが,こういったものを使うと,確かにおいしいです。
でも,普通にスーパーに売っている無塩バターでも大丈夫です。
私もよく,普通の雪印バターやよつ葉バターなども使っていますが,特に問題なく作れています。

コーヒーは,写真はオーガニックコーヒーのドリップタイプのものです。
こんな感じで使います。

coffee

家にいるときには,熊野にあるCabeloさんで買った,オーガニックなコーヒー豆を毎日挽いて使っています。
ただ,今はホテルなので,ドリップタイプのコーヒーで作ってます。

こちらは,カビが生えていない新鮮なものがベストで,オーガニックなものの方がいいですが,インスタントでも特に問題はないかと思います。

ということで,コーヒーを作って,その中にMCTオイルとバターを入れます。
分量的には適当でいいですが,私はだいたい,大さじ1杯分ぐらい入れています。

originalcoffee

そして混ぜます。
スプーンでもそれなりに混ざりますが,ちゃんと混ぜた方がおいしいです。
ブレンダー(ミキサー)で混ぜるのがベストですが,持ち運びには,次のようなミルクフォーマーが便利です。

milkformer

ということで全部ブレンドすると,完全無欠コーヒーの完成です。

完全無欠コーヒーの注意点

完全無欠コーヒーは,やってみると効果的ではありますが,注意点もあります。

まず,MCTオイルは,慣れていないとお腹がゆるくなるという副作用がありますので,最初は少しずつ入れていくことが大切です。
あと,炭水化物と一緒にとると効果はかなり減ってしまいますので,パンを一緒に食べるなどはやめましょう。
一緒に何か食べたいときには,卵や肉などのタンパク質がおすすめです。

1週間,食事を変えてみる

こちらに挙げた完全無欠コーヒーの他にも,頭を良くする食事にはいろいろあります。
試験当日だけ食事を変えても効果は限定的ですので,できれば,試験前1週間ぐらい変えてみるのがおすすめです。
もちろん,試験後に継続していくのもいいと思います。

眠い目をこすって,頑張って勉強するよりも,すっきりと頭を冴えさせながら勉強した方が効率も上がりますし,なにより楽しいです。
「試験問題がすっと頭に入ってきて,答えが勝手に浮かんでくる」ような脳の状態になれば,合格は勝ちとったも同然となります。

1週間で知識を詰め込むことには限界はありますが,頭のコンディションを整えるのには十分な期間です。
試してみて合わなかったやめればいいですし,気軽な気持ちでやってみてください。

泣いても笑ってもあと1週間,今やれるベストなことを,確実に実行していきましょう。