株式会社わくわくスタディワールド

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試験問題を速く解く方法

私事ですが,今日,洗面台の掃除をしていたら,誤って,指を深く切ってしまいました。
右手の人差し指。。。ペンを持つと,痛くて字がかけません。
キーボードなら右手の人差し指を使わないで書くこともできますし,マウスはトラックボールに変えたら,人差し指を使わなくても問題なくなりました。
でも,手書きは。。。ちょっと無理なのです。
ここは,昔練習した二枚返しを思い出して,左手で答案を書くか。。。でも,書くのが遅いので,午後2を書き切れるだろうか。。。と,悩みどころです。
多分,2日もすれば,字が書けるぐらいには回復できるだろう,と,楽観視はしておりますが,直前のケガは,ちょっと痛いです。
試験前後は,いろんなことが,普段より起こりやすい気がしています。
皆さんも,試験直前の病気やケガには,十分注意しましょう。
私は情報処理技術者試験も28回目ですし,結構試験慣れしているので,問題を解くスピードは速いと思います。
でも,今回改めて,手のスピードを封じられると,「速く試験問題を解く」というのが,また課題として立ちふさがってきました。今回は,スピードも意識して,問題を解きたいと思います。
私自身,最初の頃は時間が全然足りなかったので,速く時間内で問題を解く方法は,いろいろ研究してきました。
今日はそれをいくつか,紹介したいと思います。
いつも使うというより,時間的に追い込まれたら,思い出してみてください。
1.直接解答用紙に書き込む
記述式問題の場合,時間があれば,問題用紙に軽く答えを書いてみて,字数を調節してから解答用紙に書くのがペストです。文章も推敲されてレベルが上がりますし,後の答え合わせにも使えます。
ただ,時間がないときには,それよりもとにかく,「書く」ことが大切です。
時間がなくなったら,とにかく設問を読んで,浮かんだことをいきなり記述していきましょう。
そうやって直接書いたことが,意外とそのまま正解だったりすることも多いです。
2.最初の方の字だけ丁寧に書く
これは,論文の時に意識していることですが,文字の印象は,最初が肝心です。最初がきれいだと読みやすいですし,人間の目は,読み進めているうちに,その人の筆跡に慣れてきます。ですので,途中からは,少々字が崩れても,内容を拾ってもらいやすいです。基本私は,論文は最後に時間がなくなるので,最後は殴り書きになることが多いのですが,ちゃんと書き切っていれば大丈夫のようです。
最初の,設問ア,ぐらいの文章は,なるべく丁寧に書きましょう。
3.ストップ・ロス・オーダーを設定する
私はいつも,ストップ・ロス・オーダー,つまり,1問解いていて,この時間を超えたら強制的にやめる,という方法をとっています。
具体的には,午後1だと1問45分,応用情報の午前だと25分です。
ついつい,「もうちょっとだからついでに解いちゃおう」と思いがちなのですが,その「ちょっと」がすぐ,20分にも30分にもなってしまうのが,試験の怖いところです。
いったんやめて,時間があったら戻ってくる,とした方が,結果的に時間は速くなります。
時間が来たらやめる,という風に,自分で決めておくのも大切です。
4.筆圧が弱くても書ける鉛筆にする
以前書きましたが,私はだいたい,2Bの鉛筆を中心に使っています。理由は,その方が,力がいらないので「速く書ける」からです。
あと,鉛筆はちょっとだけ高級品(三菱Uniとか)を使ってます。そうすると,黒鉛の抵抗が少ないので,文字をスムーズに書くことができます。
筆記用具で,記述のスピードはかなり変わってきます。高級でもそんなに高い物ではないので,こだわってみるのもおすすめです。
5.段落分けして,区切りを目立たせる
スペシャリスト系の午後2問題を解くとき,私はいつも,「段落」を意識しています。
段落とは,〔〕で囲まれた見出しがついている範囲で,試験の設問は,基本的に段落ごとに出題されます。ですので,段落を目立たせるように,問題文を読み込むときに印をつけています。
たとえば,こんな感じです。
(今日は指が痛いので,あんまりきれいに引けませんでした)

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とりあえず,これくらいで,段落分けしておくと,設問を読んだ後に,該当の場所に戻ってくるのが簡単になります。
こんな感じで,簡単でもいいので,いろいろ工夫をしてみてください。
必殺技を編み出すみたいに,いろんな方法を考えてみるのも楽しいと思います。