株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

SEのリアルなライトノベル小説

活字中毒で,本が手元に2冊ないと不安になる美月です。
なぜ2冊かというと,気分によって読みたい本が変わってくるからです。
朝,やる気があるときや,座って頭がスッキリしているときには,硬い専門書や,難しい本も楽しめます。
夜,頭がボーッとしているときには,なんか軽い本が読みたくなります。
そんなとき,私はマンガやライトノベルを読んでいます。
マンガはあっという間に読み終わるのでかさばるのですが,ライトノベルは1冊読むのに2時間ぐらいはかかるのでお得感があって,ちょっとした合間に読んでたりします。
というか,「涼宮ハルヒの驚愕」の発売日には,深夜販売の列に並んでたりするぐらい,好きではあります。^^;
そんなライトノベルの中で,SE向けに役立ちそう(?)な本として,「なれる!SE―2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)」というのがあります。
コメント欄で風太さんがいろいろおすすめしてくれてますが,実は私も読んでて,密かにお気に入りです。
ライトノベルに似合わず,意外と内容がしっかりしていて,現場経験があれば,「あるある!」という話がいっぱいです。
新人でいきなりわけもわからないうちに仕事を振られて,必死で頑張ってルータを設定していきます。
IPアドレスとか,TFTPとか,専門用語がいっぱい出てくるので,特にネットワーク系のエンジニアには面白いと思います。
そして,上司や同僚,取引先にかわいい女の子がいっぱい,という設定以外は,とてもリアルな物語で,甘い話ではありません。
現場を知らない学生が,SEの現場を体感するには,いい小説だと思います。
ただ,この小説を読んだら,就職したくなくなるかもしれませんが。。。
ちなみに,私にも,入社2日目から1週間ぐらい,いきなり現場に駆り出された経験があります。
人手不足で,見たこともない言語の,テストやデバッグをいきなりやらされたような記憶があります。
(確か,RPGっぽい感じの言語だったような。。。)
今考えると,よくあんな無茶なこと,こなしてたなぁ,と感じます。
SEの方は,「あるある!」ネタの息抜きに。
専門用語が結構出てきますし,意外と勉強にもなるかもしれません。
まだシリーズ全部は読んでないのですが,4巻はプロマネ編らしいので,そのうち読んでみようと思ってます。