おすすめ参考書シリーズ,最後は応用情報技術者です。

この試験区分は,自分の書籍も出てますし,中立的な評価ができるかどうかは微妙ですが,その分,他書の研究も一番しっかりやっている区分でもあります。
ということで,多少の主観的評価も入りつつ,おすすめ参考書を紹介します。
平成21年にソフトウェア開発技術者から応用情報技術者になって,一番変わったのは,マネジメント系とストラテジ系の充実と,午後の選択問題の増加です。

ですので,新しくできた参考書や問題集は,これらの分野にも力を入れて,全体的にまんべんなくやることを売りにしています。

私の書いた「徹底攻略 応用情報技術者教科書 平成24年度」は,全体的に試験範囲を網羅していますし,最新の出題も押さえています。また,午前レベルの浅い知識だけでなく,各分野で午後レベルまで対応していますので,これだけで合格レベルの知識が身につきます。

出たばっかりなので,実績がないのがつらいところですが,今までの10年以上の経験による「合格のコツ」は,しっかり織り込んでいますので,よろしかったらご利用下さい。
(2012/11/9に「徹底攻略 応用情報技術者教科書 平成25年度」が発売されました。)

テクノロジ系を中心に午後を受験される方なら,昔から歴史のある参考書でも,いいものはいろいろあります。
定番書としては,「平成24年度【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本」が一番いいのではないかと思います。
他の参考書もいろいろ書かれている大滝みや子先生の著書ですが,この本は,岡嶋裕史先生との共著で,ネットワークやセキュリティの内容が他の本に比べて充実しているのが特徴です。

あと,午後に特化した対策としては,「応用情報技術者 午後問題の重点対策〈2012〉」が定番でおすすめです。
私も第一種情報技術者試験時代にお世話になった本で,午前対策がひととおり終わった後,午後問題を解いてみて,「解けない!」と危機を感じたときには特におすすめです。

解き方の解説が詳しいので,じっくり演習していくと確実に力がついていきます。
テクノロジ系が中心で,マネジメント系は若干弱い感じですが,ひととおり載っていますので,自分が選ぶ分野だけ勉強してみるという使い方ができると思います。
あとは,過去問演習が大切です。

応用情報技術者試験の過去問集は,それほど解説がひどいものはないので,どれを選んでも大差ないとは思いますが,強いて言えば「かんたん合格 応用情報技術者過去問題集 平成24年度春期」がバランスがいいかな,と思います。

応用情報技術者試験の過去問集の場合は,解説が詳しすぎても,かえって読む気をなくしてしまいますし,簡潔に書かれているものでもいいと思います。

応用情報技術者試験の本の場合,注意ポイントとしては,「やさしすぎる」ものと「難しすぎる」ものは避ける,ということがあります。
応用情報技術者は基本情報技術者より「大分難しい」ので,基本情報技術者と同じレベルで書いてある本は,ホントの試験との落差が大きいです。

「本を1冊マスターしたから問題を解こう」として,全然解けなくて愕然とする人が多いので,やさしい本を使う場合は,他の参考書の前のとっかかりだと割り切って使う必要があります。
また,難しすぎて何を言っているのか分からない本も,避けた方が無難です。

特に,基礎理論の分野は,昔のソフトウェア開発技術者の名残で,やたらと難しく数学的なことを書いてある本があるのですが,実はその部分はあまり必要ありません。読んで全然わからない本は,勉強が苦痛になるだけなので,やめた方がいいと思います。

自分と試験に最適なレベルの本が,一番合格に近い本です。
応用情報技術者の参考書が全部難しい,と感じる場合には,基本情報技術者の参考書で学習してから,できれば受験してから勉強を始めるのがおすすめです。

自分に最適な参考書を選んで,確実に合格に向かっていきましょう。