合格証書の豆知識
本日，我が家に平成27年秋ネットワークスペシャリスト試験の合格証書が届きました。
試験センターのホームページによると，合格証書の発送は1月8日（金）なので，この3連休中に，皆様のお手元にも届くかと思います。
和歌山県だと一応関西地方なので，発送の次の日には届きますね。
ちなみに，合格証書など試験センターからの郵送物はどうも関西方面から発送されているようで，例年関東よりも関西の方が先に届きます。
関東の方は，明日ぐらいになるのではないかと考えられます。
ということで，マニアックな豆知識「合格証書は関西地方から届く」の他にも，情報処理技術者試験の合格証書には，いろいろな特徴があります。
先ほど数えて，この合格証書が38枚目となりますが，思い出したこともあったので，つれづれなるままに書いてみます。
昔は合格証書は縦書きだった
合格証書は，平成12年度までは縦書きでした。
縦書きで，「第一種情報処理技術者」と漢字で書いてあるので，今よりなんとなく格式張って見えます。
もし，縦書きの情報処理技術者試験の合格証書を見つけたら，それは15年以上前の，レアなものだということです。
別に合格証書に有効期限はありませんし，持っている方は大事に取っておくといいかもしれません。
合格証書の番号は，試験区分ごと期ごとに連番
合格証書の番号は，「第－－－号」といったかたちです。
平成27年の秋試験だと，試験年度は2015，試験月は10となります。
試験区分は，NW，SC，APなど，その試験の2桁の略号（試験区分一覧にあります）です。
連番の並び順は，受験番号の並び順と同じではないかと言われています。
受験番号は，試験地番号－受験番号という並びで，試験地番号は北海道から順に南下してつけられているようなので，南に行くに従って番号が遅くなります。
今回のネットワークスペシャリスト試験の合格者数は，1,811名なので，私の合格証書の01679番は大分後ろのほうですね。
中国・四国・九州地方の合格者は少なめで，だいたいが関東・関西に集中しているからだとは思われます。
ちなみに，東京で受けると，だいたい真ん中ぐらいの数字になることが多いです。
合格証書の日付は，合格発表日であって証書発送日ではない
合格証書の日付は，合格発表が行われた日となります。
ですので，基本情報技術者試験の場合は，応用情報技術者試験や高度区分と比べて，早い日付となります。
また，この日に発送されるわけではありません。
ちなみに，平成14年（14年前）までは，試験の合格発表とほぼ同時に，合格証書が発送されていました。
ですので，合格発表を見逃していても，2～3日すれば合格証書が届くので，合格に気づくことができました。
合格証書の送付日と証書の日付が同じだったのです。
しかし，平成15年より，合格発表が約1か月，前倒しされるようになりました。
それまでは，合格発表は年を越して1月中旬だったのですが，これが12月中旬に繰り上がったのです。
そのため，合格発表待ちでクリスマスやお正月を過ごすことはなくなり，すっきりはしたのですが，合格証書の発送は同じように早くはなりませんでした。
今回もそうですが，合格証書の発送は年明けとなっており，以前の合格発表日とだいたい同じです。
ということで，せっかく合格して手に入れた合格証書は，じっくり見るといろいろ気づきもあると思いますのでおすすめです。
コピーしたら「複製」の文字が出ることなども，試してみると楽しいと思います。
しばらく合格証書から遠ざかっている方は，たまには手に入れてみるとモチベーションもアップし，やる気も出るのでおすすめです。
一番早く手に入れられるのは，ITパスポートのCBT試験ですが，平成28年度春期には，情報セキュリティマネジメント試験も始まりますので，こちらもおすすめです。
ちなみに，前年末に発売させていただいた，『徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 平成28年度版』ですが，予想以上に好調で，先日重版が決まりました。
一部地域の書店では，入手しづらいこともあるかもしれませんが，もう少々お待ちください。
あと，先日ご案内したインプレス様主催の「新試験「情報セキュリティマネジメント」教育者向けセミナー」は，定員に達したため，受付を締め切らせていただいています。
来週末（1/16（土））開催予定の『情報セキュリティマネジメント試験対策 1日集中コース』は，まだ受付可能ですので，よろしければご検討ください。過去のセミナーを受講していただいた方，DVDをご購入いただいた方には，特別価格をご用意しております。
平成28年に入ってもう9日，新しい年の日常はスタートしました。
今月にはもう，平成28年春期試験の申し込みも開始されます。
新たな合格証書を手に入れることをイメージして，勉強をスタートさせていきましょう。