記録に残しておく
試験が終わって一週間,各社解答速報も出揃って,だいぶ落ち着いてきましたね。
私も,遅ればせながら,午前はIPAの公式回答「平成24年度春期試験 問題冊子・解答例・採点講評・配点割合」を見て,午後はTACの「2012年 春期情報処理技術者試験 解答速報」と,iTECの「平成24年度春期 情報処理技術者試験 本試験解答情報」を見て,自己採点してみました。
エンベデッドシステムスペシャリスト受験で,午前1は30/30(100点),午前2は20/25(80点),午後1は問2選択(問1は必須)で73点,午後2は問2選択で79点(午後はTAC配点)って感じでした。
とりあえず現在の状況を記録に残しておいて,解答例発表,実際の合格発表でどれくらい誤差があるか,順番に確認していこうと思います。
今回は,時間に余裕があったので,書いた解答を全部記録してきましたし。
記憶ってのは,思ってるより頼りにならないものです。
そして,時間が経つと,自分の都合のいいように美化されがちなものでもあります。
試験の場合特に,合格発表の頃には,受験当時の記憶がかなり薄れていますので,実際よりもできた気分になることが多いです。
ですので,不合格だったときにも,「そんなはずはない。自分はできた。」と思いがちです。
そんなとき,振り返りやすいように,実際に試験時に書いた内容を記録に残しておくと確実です。
試験中に全部書けなかった場合は,後で再現できる限りやっておくのがおすすめです。
論述式の試験の場合は,書いた骨子,概要だけでも残しておくといいと思います。
ちゃんと残ってると,次の手をうつ助けにもなります。
受かった場合には,より難しい試験を受けるときの基礎にもなりますし,不合格だった場合には,その原因を分析するのにとても役立ちます。
個人的には,試験後に自分が書いた答案にこだわって見直してる人は,合格率が高いと感じています。
例えその試験で落ちたとしても,次の試験で受かる人が多いです。
勉強のスタートは,ありのままの自分の現在地を正確に見つめるところからです。
客観的に自分を知るためにも,なるべく記録は残しておきましょう。