株式会社わくわくスタディワールド

思いっきり深くやってみる

先日のブログ記事「解答例を見て,春の試験を振り返る」ブログのコメント欄に,解答解説をいっぱい書いていただいています。
情報セキュリティスペシャリストを受験された方などは,よろしければご覧ください。
コメントにしておくのはもったいないぐらいの出来ですね。
情報セキュリティスペシャリストは,まともな過去問集は少ないですし,出版できれば役に立つのかな,とは思います。
個人的には,こういう「ムダに高品質」なものは大好きです。^^
勉強に限らず,なにかをマスターするときには,一度,「思いっきり深みにはまってみる」という体験は,すごく役に立ちます。
今回のように,「自分で解答解説を書いてみる」というのもいいですし,何かを自分で産み出す,という体験は,いろんな意味で貴重です。
だいぶ昔,まだ会社員だった頃,勉強会の有志で,「試験のテキストを,自分達で作ろう!」ということで,作ってみたことがあります。
第一種情報処理技術者向けで,市販の参考書が気に入らなかったので,勉強会で使う最高のテキストを作ろう!,と10人ぐらいで手分けして作りました。
結果は,なんとか出来上がったものの,拙い出来で,1冊の本を作りあげるって,ホントに大変なんだ,って実感しました。
正直,「同人誌」「学校の文集」ぐらいの出来だったと思います。いろんな人で手分けをしたので,レベルにムラもありましたし。市販の本は,編集さんだったりDTPの方だったり,いろんな人が関わって,高いレベルのものができるんだな,ということをすごく実感しました。
とはいえ,「自分で作ってみる」という体験で,自分の実力が飛躍的に向上したのを,感じることができました。
他の人にアウトプットする物を創り上げる,という体験は,なによりも自分のためになります。
他にも,「自分で予想問題を作ってみる」というのも,やってみるとすごく大変ですが,実力はつきます。
出題傾向を読んで,「次はこれが出そう」と考えるためには,かなり試験を知る必要がありますし,作る過程でいろいろ調べるので,知識も身につきます。
多分,それなりの予想問題が作れるスキルがあれば,試験に合格するぐらいは楽勝だと思います。
そして,自分の合格した区分で,予想問題や解答解説が作れるようになると,実は,他の試験区分の勉強にも役立ちます。
深く知ることで,情報処理技術者試験特有の,共通のパターンみたいなものが見えてきますので,解答を思い浮かべやすくなるのです。
試験対策以外でも役立つ話だと,昔,「作ってみた」ということで,ネットワークスペシャリスト試験に出てくる実際のネットワークを,自分でルータを買って作ってみた,という人がいました。
確か,フレームリレー網に,疑似発生の装置かソフトを使って,WAN回線まで作ってみてた気がします。
手軽なところだと,応用情報技術者試験などに出てくるプログラミングの問題を,自分でいろんな言語に置きかえて作ってみる,というのも楽しいです。
動くプログラムが作れると,理解はすごく深まります。
最短距離で,必要なことだけをやって合格するのもいいですが,わかっていてやるまわり道もまた,結構楽しいものです。
面白いと感じられることがあったら,ぜひ,思いっきり深くやってみましょう。