プロジェクトマネージャ試験などの論述式の試験は,一度しっかり論文の書き方を練習すると,合格する可能性は格段に上がります。
今回の合格体験記は,午後2のB判定から,2回目の挑戦でプロジェクトマネージャ試験に合格されたdekochanさんです。
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【基本情報】
氏名:dekochan
年齢:41歳
プロジェクトマネージャ受験:2回目
点数:
 午前1 免除
 午前2 84.00点 
 午後1 91点 (問1,問4を選択)
 午後2 A (問3を選択)
学習期間: 5か月
受験時点の資格取得状況:
 平成21年秋 基本情報処理技術者
 平成22年春 応用情報処理技術者
 平成22年秋 ITストラテジスト
 平成22年 ITIL Ver.2 ファンデーション
【試験に向けて,勉強した内容】
前回なめてかかって大した勉強もせずに適当な過去問演習だけですませたところ,午前2 60点 午後1 60点 午後2 Bという奇跡的な落ち方をしたため,まず根性を叩き直すことから始めました。
1.過去問演習
プロジェクトマネージャとしてIPAのページに挙がっているもの全てをやり直しました。
2.論文対策
前回分はこれ以外もマグレでしたが,結局ここで引っかかっていましたので,通信教育を利用するようにしました。
現実に存在したイベントが模擬問題にあったため,”やった”と思って延々記載したところ,内容が薄いとの冷たい指摘を食らいました。中でも”書きながら考えてるでしょ?”という指摘があり,これは図星だったため定石通り論文設計をしっかり行ってから先に進めるよう注意しました。
#残念ながら通信教育では2回までしか添削してもらえないため,結局60点以上を獲得することは出来ませんでした・・・。
3.プロジェクトマネージャ的な知識の勉強
 PMBOKの正式本を購入して一読しました。またアイテックの高度情報本を繰り返し精読しました。
【当日の試験の感想】
当日は,鼻を鳴らす人(吸い込んでいる?)がいて,教室中に響き渡っていました。
午前2中ずっと鳴らしていましたので,さすがに集中力を削がれましたが,午後1からは消えていました。注意されたのかもしれません。結果午後からは集中することが出来ました。予期せぬハプニングが起こるかもしれませんが,動じないことが大切です。
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前2
まあまあ過去問やITILに関係することなどが散見されたため,さほど苦にはなりませんでした。
が,後で答え合わせすると計算問題が悉く間違えていたため,さすがにちょっと引きましたが,まぁ60は超えてるか,との予想でした。
2.午後1
なんだかいずれも簡単な答えに終始してしまい,”こんなにそのままストレートな答えじゃダメだろう”と自問自答しつつ,しかし結局そんな回答だらけになってしまいました。
ほぼ全てがOKか全然ダメかの2者択一だろうと思われました。
3.午後2
これはさすがにどれも自分のキャリアから導くのが難しいものだらけ(というか,組み込み畑なので,更に厳しい)でしたが,10分以上消費して結局消去法で無理やり問3に決定しました。
更に論文設計に入るとこれまた厳しく,ここでは30分以上消費したと思います。
設計後書き出したのは良いのですが,肉付けが思うように行かず,最終的に規定行数ギリギリまでしか伸ばすことができませんでした。
”これで通るんなら去年通ってるはずだろう”というボリュームだったため,ここで不合格を覚悟しました。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
不合格を覚悟した人間が言うのもなんですが,やはり論文は論文設計に尽きます。お題は昨年のほうが圧倒的に私に有利だったのですが,その時にはろくに設計をせずに書き出しながら考える,という無謀なチャレンジをしていたためダメだったんだなぁと改めて感じました。
よく午後1のネタを元に午後2へ展開すると良い,というのも聞きますが,ちょっと私は全く経験のないネタを元に論旨展開するのがすごく苦手なため,たとえ自分の直接の経験でなくとも見聞きしたネタを元に記述するようにしています。同じような性格の人であれば,この方がまだ地に足をつけて記述することができると思います。
午前に関しては思ったよりITILの知識や考え方が役に立ちました。過去問だけにとらわれずに,様々な知識(PMBOKは定番ですが)を貪欲に吸収すれば,助けになることがありそうです。
以上です。