7月末まで募集しておりました合格体験記,多くのご応募,ありがとうございました。
送っていただいた方には順次,採用可否の返事をいたしておりますが,多数ご応募いただきましたので,まだ完了しておりません。
まだの方は,もうしばらくお待ちください。
今日掲載する合格体験記は,2回目の挑戦でプロジェクトマネージャ試験に合格された,ラーメン次郎さんです。
「プロジェクトマネージャの視点」など,参考になることがいっぱいあると思います。
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【基本情報】
氏名:ラーメン次郎
年齢:34歳
プロジェクトマネージャ受験:2回目
点数:
午前1 81.60点
午前2 84.00点
午後1 68点 (問3,問4を選択)
午後2 A (問1を選択)
学習期間:6ヶ月(1回目の受験時含む)
受験時点の資格取得状況:
平成20年秋 アプリケーションエンジニア
平成21年秋 ITストラテジスト
【試験に向けて,勉強した内容】
今年の2月頃から約2.5ヶ月かけて,勉強を進めました。
参画プロジェクトが結合テスト期間中であり,休日出勤も多かったため,
土日を過去問演習に使える時間が少ない状況ででした。このため,
通勤時間(往復3時間程度)を有効活用しました。
具体的な内容は,以下の通りです。
1.午前1対策
午前1の免除期限が切れてしまったため,初めは半ば仕方なく,勉強をしました。
参考書は,徹底攻略 応用情報技術者教科書(平成24年度版)を読みました。
あまり,時間的余裕がなかったため,コンピュータシステム,技術要素のみ繰り返し読みました。基礎理論等その他の分野は,最初から捨てました。
結果的には,以前勉強した内容でも忘れていたことも多く,大変良い復習になりました。解説も丁寧で分かりやすかったです。
2.午前2,午後1対策
翔泳社の情報処理教科書「プロジェクトマネージャ」(2011年度版)を繰り返し読みました。
繰り返し読むことで,内容を覚えるように心がけました。
3.午後2対策
休日出勤も多く(土曜も出勤),論文を手書きで書く時間がほとんどありませんでした。そこで1回目の受験時に自分で書いた論文を読み,情報処理論文特有のルールを復習しました。論文を書く際に参考にしたのは,情報処理教科書「プロジェクトマネージャ」(2011年度版)です。情報処理論文特有のルールを身に着けるのには参考になります。過去問を使って,ここまで具体的に解説している本は他にないと思います。
【当日の試験の感想】
正直,準備不足の感がありました。ただ,最後まであきらめずにしようと決意していました。
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前1
直前の対策が効果的であったこともあり,8割程度正解しました。何も対策しなかったら,不合格だったかもしれません。
2.午前2
多少わからない問題もありましたが,情報処理教科書「プロジェクトマネージャ」に解説のある内容ばかりです。
これも全く問題ありませんでした。
3.午後1
前回は午後1で数点足りずに不合格となった試験です。問3,問4を選択しました。問3については,EVMに関する問題です。
これについては情報処理教科書「プロジェクトマネージャ」で徹底的に勉強していたため,選択しました。問4については,組み込み系の問題でしたが,組み込み系の専門知識は全く不要な問題です。組み込み系問題については,過去の経験上,組み込み系の専門知識が不要であり,かつ比較的簡単な印象があったため,選択しました。組み込み系だから選択しないという判断はもったいないと思います。問3,問4ともに内容的に難しくはなかったのですが,字数制限内に解答を収めることに時間がかかってしまいました。アウトプットの学習が完全に不足していることが露呈してしまいました。危なかったです。
4.午後2
問題選択は,得意の要件定義に関する問1を選択しました。この問題について,あとで振り返ると旧アプリケーションエンジニア(現システムアーキテクト)の論文になりがちな問題だったと思います。
普段,マネジメントと兼任で業務設計も担当しているようなSEが足元をすくわれると思いました。ついつい業務設計観点で書いてしまうと,B判定とかになりがちだと思いました。意識的にXXXというように計画した,XXXをシステムアーキテクトに指示した,というようにPM観点の表現を意識するように記述しました。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
私は,プロジェクトマネージャではありませんが,業務チームリーダを勤めることが多く,業務システムの設計だけではなく,マネジメントのスキルが求められることもあり,プロジェクトマネージャの勉強をすることは大変有意義でした。PMの考え方が身につくため,顧客やメンバーとの打ち合わせにおいても確実に発言が良く変わってくると思います。もちろん実務は,試験よりも複雑なため,うまくいかないことが多いとは思います。ただ,PMの考え方を身に着ければ,少なくとも初歩的な判断ミスによる失敗はなくなると思います。情報処理教科書「プロジェクトマネージャ」で勉強することで,PMの考え方が身につけ,ぜひプロジェクトに生かしてください。