勉強にハマる
わく☆すた,美月です。
最近,久しぶりに,「図書館」にはまってました。
私は本に書き込みをするので,普段は本はあまり借りないのですが,最近は本屋に行く暇がない割に,出先のすぐそばに図書館があったので,ほぼ毎日通って借りていました。
自分では買わない,違うタイプの本がいろいろ読めて,結構楽しいです。
ってことで,本屋では気になっていながら買わなかった,「勉強にハマる脳の作り方」という本を借りて読みました。内容はとても薄く,30分もあれば読めるので,やっぱり買うほどではなかったなぁ,とは思いましたが,役立つことも書いてありました。
基本的な考え方は,「パチンコにはまるように勉強にはまる」ということです。
勉強は,苦手だと思っているうちはやることが苦痛ですが,面白くなって「はまる」状態を作ると,もう勉強せずにはいられない,というくらい,勉強にはまることがあります。
学校の勉強などで,この状態を作り出せれば,苦労しなくても勉強ができるようになります。
私の個人的な体験から,はまって良かったな,と感じている一番のものは,やっぱり「読書」です。
本は,読み慣れないうちは苦痛を感じますが,慣れてくるとテレビドラマを見ているよりも面白い話が多いので,はまります。高校生の時に,太宰治にはまっていろいろ読んでいたのですが,これは間接的に国語の成績にすごく効きました。
私は,本を1日読まなかったら苦痛に感じるくらいの活字中毒ですが,これは社会的に責められることはめったにないので,良かったなぁ,と感じてます。
ネットワークスペシャリストを受ける人などで,はまると面白いのは,「ダンプ解析」だと思います。
昔,PacMonというLANアナライザを買って,いろいろパケットを取りまくるのにはまったことがあります。
「うわー,POPってパスワードが平文で見える!」とか,「DHCPって,こんなにムダなパケットいっぱい出してるんだ~」とか,実際のパケットで見ると,とっても印象深く心に残ります。マスタリングTCP/IPと対応させることで,知識も深まって,一気に実力がアップしました。
やりすぎてセキュリティ犯罪にならないぐらいで楽しめれば,最高です。^^;
プログラミングも,ハマると寝る間も惜しくなるぐらい,面白いことだと思います。
お仕着せの仕様書ではなく,自由に好きなものを作るのは,創造的でクリエイティブな作業です。
プログラミングの力は,「何かを作りたい!」という目的があって,調べながら1本プログラムを完成させると,ものすごく実力がつきますので,本を読んで順に理解していくより,何か作ってみるのがおすすめです。
個人的には,データベース設計も,謎解きパズルみたいでとても面白いです。
勉強ってのは,本来,楽しいものです。
義務とか,押しつけとか,社会的な制約がかかってくるから,つまらなくなっているという側面も大きいです。なので,「勉強にハマる」工夫をすることで,楽しく実力をアップさせることはできます。
ちょっと工夫して,自分が楽しめて,しかも役に立つ勉強を,探してみてください。