株式会社わくわくスタディワールド

データベーススペシャリスト合格体験記『午後Ⅱ易化でボーダーライン上昇?』:ぴーちゃんさん

自画自賛みたいになっちゃいますが,改めて,わく☆すたブログの合格体験記を読み返すと,面白いものが多いなぁ,と感じています。
単に合格するコツだけじゃなく,悩んだ過程など,いろいろ感情が見えてくると,文章は面白くなります。
その分,合格体験記ごとに言ってることは結構違います。
基本的に,参考書情報などは,実際に受験した人それぞれの感想が大事だと思っていますので,そのまま掲載しています。
そのため,人によって,参考書の善し悪しの感じ方には,差が出てきていると思います。
ぜひ,単純に,「これがおすすめ」というのにとらわれず,自分の基準で,合いそうな教材を選んでみてください。
今日の合格体験記は,データベーススペシャリストに合格された,ぴーちゃんさんです。
--------------------
【基本情報】
氏名:ぴーちゃん
年齢:32歳
データベーススペシャリスト受験:1回目
学習期間: 6カ月くらい
受験時点の資格取得状況:
 平成13年秋 基本情報技術者
 平成17年秋 ソフトウェア開発技術者
 平成20年春 テクニカルエンジニア(データベース)
 平成20年秋 情報セキュリティアドミニストレータ
 平成23年秋 情報セキュリティスペシャリスト(泥沼合格体験記が掲載されました)
点数:
 午前1 免除
 午前2 84点
 午後1 73点 (問2,問3を選択)
 午後2 74点 (問2を選択)
【試験に向けて,勉強した内容】
午後対策のみですが,試験に向けて勉強した教材は,以下のとおりです。
参考書・問題集の感想を書かせていただきます。
・情報処理教科書
・ITECの本試験問題集(過去問9年分くらい)
・ポケットスタディ
・翔泳社の実践的データモデリング入門
<情報処理教科書2012とITECの本試験問題集について>
過去問と解説がが10年分あることと,試験のテクニックが書いてあるとの事前情報で買いました。
内容は,過去問の特徴がある問題が抜粋され,解説されています。
過去問をやる時間がなくて困ってる!という人は一読の価値ありです。
過去問を5,6年分やってるよっていう人は,そんなに感動はないでしょう。
過去問と解説が10年分あるということでしたが,途中の年度から解説を読むのをやめました。
役に立たなかったというわけではありません。
この問題集の解説は,答えが何であるか?というより,「制限時間内でいかに効率よく解答をしていくか」を中心に書かれていると感じました。
特に午後2は例年は時間が足りません。(今年は時間余りましたが)
限られた時間内でどんな順番で問題を解いていったらよいかというコツをつかむには良い解説でした。
しかし,試験センターの解答に無理やりツジツマを合わせるような解説があったり,解説を読んでも理解できない問題もありました。
そこで,アイテックの本試験問題集の解説を使いました。
アイテックの解説は,試験センターの解答にツジツマを合わせるような解説ではなく,むしろ試験センターの解答にケチをつけるくらいの解説でした。
時には,試験センターの解答は間違えているということを証明するために1つの設問に2,3ページを使う解説もありました。
読んでいるだけでも勉強になります。
なので,解説は翔泳社とアイテックの2つを利用しておりました。
アイテックの本試験問題集は中古品を購入し9年分揃えました。
よく「過去問は何年分やればいい?」という質問がありますが,私は,3年分くらいはみっちり何度も何度も解き,それ以外は,時間があったらできるだけやるくらいでよいかと思います。
特にH21年の新制度以降の問題はよくやっておくといいのではないでしょうか。
また,苦手分野に絞ってつまみ食いのように過去問をやってみるのもありかもしれません(午後1問2だけひたすら過去の年度までやるなど)
<ポケットスタディ>
出先や,空き時間に何もやらないよりはましと思って読んでいました。
結構,午後1などの問題を反射的に解けるようになるには役だったかもしれません。
情報処理教科書と同じ感想になってしまいますが,過去問の特徴がある問題が抜粋され,解説されているので過去問を解く時間がないよ!という人には良いと思いました。
<翔泳社の実践的データモデリング入門>
わくすたのブログで紹介されていたので読んでみました。
この試験を初めて受ける人には,データベース設計の流れがつかめるので良いかと思いました。
ただ試験対策としてはそれほど向いてないと思いますが,実際仕事でデータベース設計を行うのなら良いと思いました。
試験対策だけの本だと試験だけになってしまうので,仕事でデータベース設計を行うことも考えると,副読本もいいかなと思いました。
【当日の試験の感想】
1.午前1
免除
2.午前2
見たことがある問題や午後1,2が解ければわかるような問題ばかりでした。
1問くらいは聞いたことがない用語の問題ありました。
3.午後1 
毎年の傾向ですが,問1が基礎理論,問2データベース設計問3SQLかDBMSなどどっちが来るかわからないとなっています。
問3は何が出題されるかわからないので,基礎理論とデータベース設計に絞って勉強し,
特に基礎理論は得点源でした。
試験開始後,迷わず,問1から解き始めました。
ところが,問1設問1からいきなり解答に自信が持てません。
このままだと,設問2,3も全滅になる!と思い,(実際には設問1が設問2,3に影響あったかわかりません)
10分くらい経過したあと,問1はやめて,問3を解き始めました。
問3は今年はSQLの問題で,設問1はLEFT JOINの問題でお決まりのWHERE区にIS NULLの問題と分かっていたのである程度は得点できるだろうと自信があったので,問1はやめて問3に移りました。
また,平成20年にテクニカルエンジニア(データベース)を受験した時は,問1(基礎理論),2(データベース設計),3(SQL),4(DBMS)の4問のうち3問選択だったので当時SQLも勉強した経験があったので助かりました。
それでも,設問3はさっぱりわからず,あてずっぽうで解答を記入しました。
(結果設問3は全滅)
問2の設問1,2は時間もなかったですが,なんとか自信がある解答を埋めました。
設問3は時間切れで白紙でした。
午後1ですが,設問1,2さえしっかり解答できれば合格ラインに達すると考えていました。
難しい設問3にいつまでもこだわると時間を使った割には得点出来るとも限らないためです。
ほかの掲示板で過去の合格体験記を読みましたが,6割取れなくても合格している人ばかりでしたので難しい問題は捨てて,簡単な問題を落とさないことが大事だと考えていました。
実際のスコアは,問2,3ともに,設問1,2しかあっていなくて,所々ミスもあったのに73点でした。
4.午後2
毎年,難しく,かつ,時間もないという恐ろしい問題を覚悟していましたが,今年は易しくて拍子抜けでした。
例年の傾向だと,問1はデータベース設計だったり,DBMSの知識も問われたり,パズルのような問題がでたり,何が出るかわからない問題。
問2はER図とテーブルのカラムを埋める問題,でした。
私は勉強したことがそのまま得点になりやすい上記の問2のような問題を選択することを決めて,事前に問2の勉強をしていました。
過去問はも問2ばかりを解きました。
もし,勉強する時間がなくてイチかバチかを狙うしかない方は問1を選択することをお勧めします。
逆に試験対策に十分時間がとれて,午後2が苦手な方は,問2を選択することをお勧めします。
対策なしで,ER図やテーブルを作成していくのは大変困難だと思いますので。
試験開始後,問1も2も同じような問題に見えました。(実際問1やってないので分かりませんが)
傾向が変わったかな??と思いました。
問2はファミレスの問題で,問題自体を理解するのには難しくないと判断し,問2を選択しました。
やってみると問題文は読みやすく,解答もしやすかったです。
結局,最後まである程度自信がある解答を埋めることができました。
過去問で以前問われたことがあるような問題が多かったです。
手ごたえは8割~9割くらいでしたが,結果74点でした。
ただ問題が易しいということは自分以外の受験者も点数がいいはずなので相対的に自分の点数が下がるようです。
新試験制度になったときは絶対評価になるといっていましたが,結局は相対評価というわけで,簡単な問題を間違えた人は落ちるんだと思います。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
午後1は,設問1,2をしっかり解答し,時間が余ったら設問3に時間を費やすやり方がよいのかな,と思います。
設問3は難易度も高いですし,時間を費やして間違えてはもったいないと思うので。
また時間配分についてですが,40分や45分経過したら,今解いている問を強制的にやめて,次の問いに移るというように割り切ってやると良いと感じました。
午後2は基本時間が足りません。
短時間で出来るだけ多くの解答を埋めることが合格の近道です。
午後2問2(ER図やテーブルを白紙からひたすら埋める問題)では,当初私は最初に問題を読んで,理解してから,さて設問を読んでもう一度問題文を読む・・・というやり方をやっていました。しかし,時間が足りなくて全然ダメでした。
問題文を読みながら,ER図とテーブルのカラムを同時に解答も埋めていくやり方が,何度も問題文を読み直すことなく,効率よく解けます。
これは情報処理教科書でも解説されていました。
最後に,アウトプットをできるだけ多く行ったほうが良いです。
(美月先生のブログにもよく書いてありますが)
情報処理教科書にも書いてあったのですが,例えば午後2の問題を解き,解説を読んで理解した後,ER図を隠して,白紙の状態から問題文を読んでER図を書いてみるというやり方です。
午後1問1の基礎理論でも使えます。
私はこれを4年前に合格した時に行い,力がつきました。
最初はさっぱりかけなくて,自信がなくなるかもしれません。
難しいですが悩めば悩むほど合格へ近づくはずですので,頑張ってください。
以上です。