データベーススペシャリスト合格体験記:もぐさん
このブログでも何度も触れていますが,情報処理技術者試験の高度区分は,過去問をしっかりやることが合否のカギを握ります。
その時,単に量をこなす,というよりは,しっかり1問1問を理解して消化することが大切です。
ただ10年分こなせばいい,というよりは,3年分を完璧にマスターすることの方が,試験合格には有効です。
今日の合格体験記は,過去問演習をしっかり行って,1回でデータベーススペシャリスト試験に合格された,もぐさんです。
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【基本情報】
氏名:もぐ
年齢:29歳
データベーススペシャリスト試験 受験:1回目
(取得済み: 情報セキュリティスペシャリスト,応用情報技術者,基本情報技術者,初級システムアドミニストレータ)
点数:
午前1 ***.**
午前2 88.00点
午後1 83点 (問1,問2を選択)
午後2 69点 (問2を選択)
【試験に向けて,勉強した内容】
わく☆すたブログの「データベーススペシャリスト試験対策は早めのスタートで」という記事を読んでいたので,秋期試験終了後の10月から勉強をスタートしました。
当初は「過去問10年分やるぞ!!」と意気込んでいたのですが,途中で全く勉強できない時期もあり結局3年分しかできませんでした。
◇過去問演習
使用した教材:情報処理教科書データベーススペシャリスト
1.午前1
免除です。
2.午前2
過去問5年分の過去問を学習しました。
本番では余裕を持って,対応することができましたが,過去問5年分は,オーバースペック感がありました。
3年程度を解けば十分だと思います。あと2年分を解く時間があれば,その分を午後対策に回した方が良いと思います。
3.午後1
過去問3年分を学習しました。
1番最初にH23問1を解きましたが,設問1から全く答えがわかりませんでした。解説を読みながら,なんとか1年分を解き終わりました。
「データベーススペシャリストは,1回目で合格するのは無理なのか!?」とも思いました。しかし,解説を何度も読み込み,理解できるまで勉強をすると少しずつですが,問題に対応できるようになりました。
4.午後2
過去問3年分を学習しました。
最初見たときは問題文の量に圧倒されました。
問題文を丁寧に読み,正確に概念データモデル,関係スキーマに落としていくことで,だんだんと解けるようになりました。
※午後1,午後2に関しては,勉強会にも参加して,試験対策を行いました。
参加している方と刺激しあえる機会になると思うので,時間的,金銭的に余裕があれば,ぜひ参加してみることをおすすめします。
【当日の試験の感想】
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前1
免除でした。
2.午前2
過去問を解いていたので,余裕をもって終了することができました。
ちなみに,私の午前問題の解き方は,以下の通りです。
・最後まで問題を一通り解く。
その際,時間がかかりそうな問題(計算問題等),よくわからない問題は適当にマークする。
・一通り終わったら,見直しをする。
適当にマークした問題は,見直し中に解く。
3.午後1
時間が足りないことを「わく☆すたブログ」で知っていましたので,スピード重視で問題にチャレンジしました。
問1 設問1 (1)の関数従属性でいきなし出鼻をくじかれる(不正解でした(>_<)も,その後の問題は順調に解けたと思います。
時間ちょうどで午後1を終えました。
わからないながらも,とりあえず何か埋めて次の問題に進むことが重要と思います。
4.午後2
1時間半で一通り解き終わりました。
思ったよりも早く問題が解き終わり,残り時間(30分)は見直しに当てました。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
1.わく☆すたブログ,合格体験談は必ず読みましょう。
試験に合格するためのコツ,おすすめ参考書 等,合格するまでの道しるべが書かれています。
私も「データベーススペシャリスト試験対策は早めのスタートで」というブログを見て,早めに勉強をはじめることができました。また,自分では気づかなかったデータベーススペシャリストの出題パターンを知ることもできました。
2.過去問を解いた時は,なぜ解けたか,なぜ解けなかった,次解けるようにするにはどのようにすればよいかを必ず分析しましょう。
3.“合格したい”と強く願いましょう。
あくまで私の経験ですが,この思いがあると合格がより近くなると思います。
その効果としては,
・試験時間の最後まで粘れるようになる。
・「今日はちょっと疲れているから勉強をやめておこう」と思った時でもがんばれる。 など です。
以上です。