電子書籍で勉強する

今日,日本のアマゾン(Amazonco.jp)で,「Kindle Paperwhite」や「Kindle Fire」などの予約が開始されました。
Kindleがとうとう,世界発売されます。
以前,「Kindleで本を読む」でも紹介しましたが,洋書の技術書などは,Kindleがあるととても便利です。
今までは,kindleのハードウェアは日本で発売されていなかったので,Kindleの書籍はKindle for PCなどを使って読んでいたのですが,これで,持ち歩いて気軽に読めそうです。
昔,初代のiPadが出た時,「これからは電子書籍の時代!」と思って書籍を自炊したり,アプリで読んだりといろいろ試してみたのですが,遅すぎて実用に耐えるものではありませんでした。
iPhone5ぐらいになって,PDFを読むのに速度にストレスがなくなってきましたので,そろそろ,「スマートフォンやタブレットPCで本を読んで勉強する」ということが現実にできるのかな,と感じています。
先日話をしていたのですが,10年前ぐらいは「オーディオ学習」というとカセットテープやMDをウォークマンで聞く,という形が主流でした。
私は通勤電車で,本が読めないときには英語のカセットなどを聴いて勉強していたのですが,「今日はどのカセットを持っていこう,全部は持っていけないし・・・」というのは悩みの種でした。
iPodなどMP3プレーヤーができて,その悩みが一気に解決したときには,すごく世界が変わった気がしたことを覚えています。
今は,特にいつも聴くわけではないですが,iPhoneのiPodに,持ってるCDやオーディオブックの情報が,全部入ってます。
映画の字幕ビデオで勉強,ということもできますし,語学の学習などは,この10年ですごく様変わりしたなぁ,と感じています。
個人的には,今まで電子書籍で便利だなと感じていたことは,アメリカのAmazonで,Kindle版だとオライリーの洋書が安く,そして簡単に買えることでした。
技術書は全部見るというより,調べるために使うことが主流ですので,かなり使えると思います。
IT系の技術者が,重い,動物の絵が表紙の本を持ち歩いて勉強する,という状況は,Kindleの登場で,かなり様変わりすると思います。
nexus 7やiPad miniも出ましたし,ハードウェアを何にするかは,個人の好みだとは思いますが,電子書籍で勉強するというのは,これから一気に増えてくると思います。
多分そのうち,試験の参考書なども電子書籍になってくると思います。
今でも,参考書を自炊してiPadに入れている人は時々見かけますし,私自身,過去の本試験問題集を電子化して持ち歩いてます。
個人的には,「Kindle Fire」の画像のサンプルが,「涼宮ハルヒの憂鬱」だったり(正確には,こちらです。)「ピアノの森」だったりするので,かなりツボにはまっています。
勉強で疲れたら小説やマンガを読む,というのもとても気軽にできそうです。
新しいハードウェアの登場で,今までよりも快適にできることが増えてきました。
技術の恩恵を受けて,楽しく学習していきましょう。