株式会社わくわくスタディワールド

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休みの日に大勉強しようと思わない

わく☆すた,美月です。


最近,「朝のウォーキング」と「朝風呂」を始めました。「朝風呂」は,友達に聞いてとっても気持ちいいらしいので憧れてはいたのですが,起きてお風呂をセットする,というのが面倒で,なかなか始められませんでした。


でも,最近暑くなってきて,昼間の散歩やウォーキングが大変なのと,寝汗が気になるようになったので,朝のウォーキングの後に,お風呂に入ると一石二鳥なことに気づきました。


朝起きると,軽く着替えてお風呂をセットし始めてから出かけます。その後,43分程度ウォーキングしてから帰ってきて,お風呂に入る。こうすると,汗も流せてとっても気持ちよく,一日が始められます。


43分というのは,知り合いの整体師さんによると,体に疲労物質が回らないためのちょうどいい運動時間だそうです。昔は朝2時間ウォーキングをしていたのですが,そうすると疲れが出て,しばらく動けなかったです。43分歩いて,軽くお風呂に入ってから始動,ということにすると,なんかやる気のスイッチも入ったみたいで,かなり気持ちよく仕事が始められます。


ということで,今日のテーマは,モチベーションキープの秘訣,「休みの日に大勉強しようと思わない」です。


私の経験からも,また,勉強法に関する本からも言えることですが,「休みの日に一日ずっと勉強する」というのは,燃え尽きの原因にもなりますし,あまりお薦めできません。「受験は要領 テクニック編」にもありますが,休日の勉強は,1日6時間が限度だと思います。


私の開催する1日セミナーでは,大体講義時間は6時間です。これは,”頭の体力”の限界かな,と考えています。これ以上やると,却って効率が落ちて,効果が低くなってしまいます。セミナーの後に,「せっかくみんな集まったんだから」とグループを作って勉強会を開いたりすると,却ってそのグループの合格率は低くなる,という例は結構見てきました。


6時間勉強した後は,遊んだり休養したりして,次の日への英気を養う,という方が,長い目で見て効果的です。もちろん,「6時間も無理」という方は,それより少なくても全然かまいません。ポイントは,「休みの日に勉強しよう,と思って平日の勉強をさぼらない」ことだと思います。


休みの日にいっぱい勉強しよう,と思ってしまうと,平日の勉強がついつい後手後手に回ってしまいます。「休みの日にあまり勉強できない」と分かっている人ほど,平日の1時間を大切に,コツコツ勉強を積み重ねていきます。実際,私の周りで見ると,独身で時間が十分ある人より,「休日は家族サービスだから勉強できない」という人の方が,合格率は高い感じがします。


この時期は,夏休みだったり休日が多かったりして,「今の時期に遅れをとりもどそう!」と考えがちな時だと思います。でも,「さあやるぞーー!」と,1日10時間ぐらい勉強してしまうと,その後に反動が来てしまいます。「ちょっと少なめかな」と思うぐらいが,長続きのコツです。


「挽回しよう!」という気合いは,反動がこわいです。適度にリフレッシュしながら,頭の体力の限界の範囲内で,勉強してみてください。