株式会社わくわくスタディワールド

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システムアーキテクト合格体験記:ぽぽさん

論述系の試験区分の場合,基本的に合否を決定づけるのは午後2の論文の出来です。
そして,特に最初の論述式の試験で大事なことは,実際に論文を何本か書き上げてみることです。

ベストは,書いてみるだけではなく他の誰かに採点してもらうことです。わく☆すたでは,論文セミナーでは私(美月)が採点していますが,勉強会などでは,お互いに採点し合うという演習を行っています。

また,他のセミナー中でも,お互いに採点し合うことを時々行っています。
受け身で採点してもらうだけでなく,人のものを採点することで,より客観的に自分の答案が見えるようになりますので,効果が高いと感じています。

ということで,今回もわく☆すたの直前勉強会に参加されて,採点のし合いを行われた方の合格率がとても高いです。今日の体験記は,その中の1人,ぽぽさんです。

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【基本情報】

氏名:ぽぽ
年齢:40歳
システムアーキテクト受験:1回目

点数:
 午前1 免除
 午前2 68.00点 
 午後1 71点 (問2,問4を選択)
 午後2 A (問3を選択)


【試験に向けて,勉強した内容】

論述式試験としては初めての受験だったので,これまでの独学からセミナ受講形式で試験に臨みました。
また,午前2と午後1は過去の情報処理試験の勉強で何とかなると思い,午後2の論文に絞って勉強しました。
具体的な内容は,以下の通りです。

1.論文対策
わく☆すたさんのスタートアップセミナー,論文セミナー,直前セミナーの計3回を受講し,その中で論文を2本書いて添削(1本は講師に1本は受講者に)してもらいました。

2.システムアーキテクト的な知識の勉強
セミナーで薦められた「ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業」をざっと目を通しました。
試験対策書は,特に使用していません。


【当日の試験の感想】

当日は,戸塚の某高校での受験でした。パシフィコ横浜での受験を期待して,申し込み開始日に速攻で申し込んだんですが,受験者数が少ないためか,戸塚駅からバスというあまり好条件とは言えないロケーションでの受験となりました。
各区分の感想は,以下の通りです。

1.午前2
午前で疲れては元も子もないので,分からない設問は適当に飛ばしながら,時間重視で6割取ることに専念しました。

2.午後1
データベース系がからっきし駄目なので,問2,4を選択しました。問2は難易度が低く,回答を問題文から拾ってきて文字数に収める作業でした。問2はほぼ満点と高をくくり,体力温存のため,問4は適当に流しました。

3.午後2
元々組込システムで午後2の論文を練習していたこともあり,ノータイムで問3を選択しましたが,テーマが開発プロセスモデル。勤務していた会社では,ウォーターフォールモデルしか品質保証体系上,認められていないこともあり,どう論述を展開していこうかと迷いましたが,変に飾るよりはと思いそのまま「うちの会社はISO9001社内品質文書の開発管理規定でウォーターフォールモデル以外定義されていない」という主張で論文を書き上げました。
当然,論文セミナなどで教わった,「論旨一貫性」,「文字数」,「読みやすい日本語」,「現実味」,「システムアーキテクトとしての立場」は意識しました。
本来であれば,モデルごとのメリット/デメリットを比較して,このモデルで開発しました!が綺麗な論文なのでしょうが,結果,A判定を頂けたので良かったです。


【今後の受験者に向けてのアドバイス】

高度区分に既に合格されている方は,論文対策に重点を置くと良いと思います。(私の場合,極端かもしれませんが・・・。)
今回,私は過去問の論文を2本時間内に書き上げました。そして,その2本とも添削してもらうことが出来ました。論文を時間内に書き上げ,添削してもらう。これが最大の論文対策だと思います。
あと文章を書くこと自体が苦手な人は,日記でも何でも良いので書く癖をつけるといいのではないでしょうか?(私の場合,アイドルのブログに毎日コメントしてたりします。)