株式会社わくわくスタディワールド

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最低限,こなしておくといいこと

わく☆すた,美月です。
今日は,ちょっと,「全然勉強してないよぉ;_;」という人向けに,最低限,やっておくといいことを書いてみます。
試験まで,あと1週間。
基本的に,ホントに実力がない場合,合格は難しいです。
ただ,試験勉強をしてなくても,該当する試験区分の実務経験や知識が事前にある場合には,今からでも間に合うことはあります。
よくあるパターンとしては,「去年は一生懸命勉強して落ちた。でも,今年は全然勉強してない。」という人がいます。
これは,「今年は」やってなくっても,知識の蓄積がありますので,今からやって合格,ということも十分ありえます。
あと,「実務の能力は十分あると思うんだけど,試験勉強なんてしてない」という人もよくいます。この場合,ちゃんと少しでも,試験のことを知っておくと,合格の可能性は,格段に上がります。
基本的に,どんな場合でも,最低限こなしておくといいのは,「過去問3回分」です。
新制度になったので,試験範囲は変わっていますが,基本的に午前2と午後は,対応する旧区分の過去問で大丈夫です。
知識がある場合には,「こんな風に出題されるんだ」と分かるだけでも,合格できることもあります。
これは,すべての試験区分で通用するわけではありませんが,自分が今現在やってる,中心の専門分野の区分では,結構いけることが多いです。
私の例だと,10年前,今はなきプロダクションエンジニアに合格した頃には,現役でバリバリにプログラムを組んでた頃ですし,事前勉強としては,過去問を3年分,なんとか解きこなしていっただけでした。情報処理技術者試験は,意外と,実務からかけ離れたことがでるわけではありませんので,これで受かる区分は受かります。
本来,そういう実務能力を測る試験ですので,当たり前と言えば当たり前です。
知識や経験が足りない場合,その部分を補って勉強する必要があります。
これが悪い,というわけではなくって,それが普通です。実務をやってると,経験は特化しがちですし,それが試験と対応するとは限らないからです。ネットワークスペシャリストでも,試験に出てくることばかりやってる人は少ないと思います。
実力が全然足りてない場合は正直,「今年の合格」というのは厳しいと思います。
ただ,だからダメ,とあきらめるよりも先に,とりあえず最低限,やれることだけやって,今年の試験に挑戦してみることをおすすめします。
私のネットワークスペシャリスト試験合格への道は,1回,「歯が立たなくて落ちる」というところからスタートしました。
ネットワークに強くはなりたかったけど,普通の開発SEだったので,ネットワーク分野はどちらかというと弱点でした。
試験勉強しようと,とりあえずパラパラと見たけれども,全然分からず,投げ出したくなりました。
最初の1回目は,投げ出してしまい,試験会場にも行けませんでした。^^;
でも,2回目は,あきらめたくなかったので,とりあえず,参考書を見るだけ見て,試験会場でとにかく悪あがきして,挑戦だけはしてみました。
すると,「このまま独学では,合格できない」というレベル差を,痛感しました。そこで,勉強会やセミナーを探したりして,学べる場所を探して,次の年にやっと合格を手にしました。
「もしかしたら,合格できるかも」という手応えがある人は,多分モチベーションも上がってると思いますし,ラストスパートでできる限りのことをやってみてください。
「全然無理そう」と思う人は,できるだけのことをやって,本番,試験会場に行けるように,意識を集中しましょう。
最低限のことだけでも,こなしていくと,合格できる可能性は上がります。
あと1週間,今できる,ベストを尽くしましょう。