株式会社わくわくスタディワールド

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問題文とのコミュニケーションパターン

わく☆すた,美月です。
最近,人間関係でも,自分のコミュニケーションのパターンに問題あるなぁ,ということに気づいて,改善するというプロセスをいろいろ行ってきました。
相手の言うことに素直に返さないで,ひとひねりしてから返す,ということをやりがちな自分の傾向があると感じてます。
このあたりに悩みのある人は,コーチングなどで大分改善できることも多いので,一度学んでみるのもおすすめです。今日,プロコーチの人といろいろお話して,気づくことも大きかったので,コーチング話はまた今後,いろいろ話していきたいと思います。
で,今日の話題は,試験問題での「問題文とのコミュニケーションのパターン」です。
問題文を読んで解答を返すとき,「設問文をそのままきちんと読んで,素直に返す」ということができない人は多くいます。
これは,「できない自分がダメなんだ」とは,全然感じる必要はなくって,そうできない人の方が数が多いぐらいだと私は思ってます。
情報処理技術者試験というのは,意外と素直な試験で,聞いてることは,意外と単純です。
スーパーマンみたいな凄腕の技術者にしかできないことを聞いているわけではなく,基本的に,「普通の経験を積んだ技術者なら,普通にできること」を聞いています。
ですので,「これに対しては,こう対処するよな」とか,「理由は普通に考えてこうだよな」ということを,素直に答えればいいのですが,これができないことは,意外に多いです。
これは,「問題文とのコミュニケーションパターンに問題がある」んだと考えています。
ここでは,知識が足りないという場合は,除外して考えています。
たとえ知識があったとしても,問題文に対して,斜めに見て返すことをすると,正解になりません。
コミュニケーションパターンを自分で認識して,素直に対処することが大切になります。
私が見た,問題のあるコミュニケーションパターンの例としては,
 ・問題文で理由を聞かれているのに,どうしても解決策を書いてしまう
 ・問題文を難しくとらえ,難しすぎることを答えてしまう
 ・やたらと新技術を含めて答えたがる
 ・問題文の不備を,やたらと指摘したがる
などがあります。これ以外にも,いろいろあると思いますが,解答合わせのときに,「自分にどんな傾向があるか」を調べてみると,結構同じ事を繰り返していると思います。
この,「問題文でのコミュニケーションパターンを認識する」ことは,私自身も,最初のうちはできていなかったです。
過去問演習を積んで,「大体,情報処理技術者試験には,こういう風に返せばいい」というパターンが見えてきました。そして,その身についたパターンは,すべての区分の情報処理技術者試験に応用できました。
ですので,一度,パターンの認識がうまくいくと,あとは強いです。
ちょっと,自分の問題文とのコミュニケーションパターンを,見直してみてください。
意外と,いろんな気づきが得られると思います。