株式会社わくわくスタディワールド

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日々,IT関連のニュースや話題に触れる

わく☆すた,美月です。
「秋の試験で,参考書に出てきていない,新分野の問題が続々出てきて解けませんでした。」と言う話を聞きました。ネットワークスペシャリスト試験で,「Ajaxとか,そんなの参考書に載ってないです。」という愚痴も聞きました。
情報処理技術者試験は,IT(情報技術)の試験で,年々技術は進歩してます。
ですので,参考書にはまだ載っていない知識が出てくるのは,ある意味当たり前です。そこで,「参考書が先回りして載せないから悪い」わけでもなく,新しい分野の出題は反則技なわけでもありません。
年々,問題が進化していくことこそ,IT分野の試験の特徴でもあります。
といっても,基本的に,情報処理技術者試験は,「10年経っても使える基本」をベースに問題を作っていますので,新作でもそれほど奇をてらった問題が出るわけではありません。ちょっと新しめの,一般に普及してきた技術,といったあたりが新作での狙い目です。
新作問題が解けるようになるにはどうしたらいいか,と言うことだと,私は,「日々の生活の中で,ITの新技術を,なんとなくチェックする」ぐらいの,ゆるい対策をおすすめします。IT関連のメルマガを購読してみるとか,ネットで話題の技術をいろいろ調べてみるとか,興味のおもむくまま,というぐらいからでも十分です。
雑誌とか,読み物を読むのも,もちろんかなり役立ちます。
「新しい技術は,とりあえず使ってみる」というのもいいと思います。ツイッターがはやってるなら使ってみる,Ajaxでプログラミングしてみるなど,軽くやれることはいっぱいあります。
ここでは,「頑張って勉強」という感じにしないところがコツです。情報に対してオープンにしておくと,段々新しい情報は入ってきます。同業者といろいろ話してみる,というのも楽しく身につけられていいです。
情報処理技術者試験,それも高度区分を受けると言うことは,ITの世界に身を置いてるか,そこに向かっているということだと思います。「試験には受かりたいけど,ITは見たくもない」という人はめったにいないでしょうし,それだったら,他の試験を受けることをおすすめします。
コンピュータや,プログラミングや,セキュリティや,ネットワークなど,もちろん細かい部分で好き嫌いはあると思います。でも,IT全般については,楽しいと感じられて,日々触れていられることにワクワクするというのは,とても大切なポイントだと思います。
試験勉強する時以外でも,コンピュータの話題を考えている人の方が,当たり前ですが試験にも受かりやすいです。
ですので,「勉強」という枠を越えて,日々,IT関連のニュースや話題に触れて,なんとなく新しいことを楽しみながら追っていく,という習慣をつけていくのはおすすめです。
気楽な気持ちで,例えば,Yahooニュースをチェックする時,ついでに「コンピュータ」の分野の話題をチェックしてみる,といったところからで十分です。
試験勉強だけやっていて行き詰まっている人は,ぜひ,新たな視点を身につける意味でも,やってみてください。