株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

嫌いな試験を受けなきゃいけない時

わく☆すた,美月です。
情報処理技術者試験の申し込み締め切りは,あさって2月17日(水)です。
申し込もうと思っていて,まだ申し込みされてない方は,忘れないようにしてくださいね。
最近,特に企業研修で,最初からすごくイヤそうに勉強している人を見かけます。
多分,会社に「受けさせられてる」という感じなんだと思います。ホントは受けたくないけど受けなきゃいけない,そんな時もあるとは思います。
私自身も,基本的に情報処理技術者試験は好きですが,受けたくない,嫌いな試験区分も結構ありました。
情報処理技術者試験を全部受けていく過程で,正直一番イヤだったのは,今はなき「上級システムアドミニストレータ」試験でした。
基本的に,私は経験からも嗜好からも,システム開発を行う人の視点で考えてしまいますので,ユーザの立場から考える,というのは,すごく違和感があったし,やりたくありませんでした。
なので,避けて通りたかったのですが,上級シスアドだけ残すのも癪なので,システムアナリストを取った次の年に受験しました。
まず決めたのは,「絶対に1回で終わらせる」こと。
イヤな試験であればあるほど,何度も受けると精神的なダメージが大きくなります。なので,1回で合格して,「もうやらなくていい」状態に早くすることが大切です。
その上で,戦略として,過去問を見て,必要な情報を得ていきいました。
本音として,高度区分のマイナーなものは,参考書はあまり当てになりません。そもそも選べるほど種類がなく,役に立つ本がない試験区分もあります。
ですので,特に高度論文系は,参考書を1冊マスターするより,過去問をいきなり3年分解いていった方が,無駄なく出題傾向がつかめます。
そんなこんなで,「イヤなのでさっさと終わらせる」計画でやっていくと,意外と,勉強は楽しくなってきました。^^;
人間って,嫌だって感じることは,意外と食わず嫌いなことが多くって,やってみると案外楽しかったりします。
ってことで,最後にはあんまり苦痛はなくなっていました。
それでも,もう1回受けるのは嫌だったので,試験当日は結構気合いを入れて受けて,合格しました。
そんなこんなで,嫌いな試験なんだけど,仕事の都合上受けなきゃいけない,ってときには,覚悟を決めてとりあえずやってみる,ということをおすすめします。
やってみると案外楽しいことも多いです。知識が全くないときには,問題を見るのも苦痛だとは思いますが,ちょっとわかってきて,解ける問題が増えてくると楽しい,ということは結構あります。
あと,その勉強を始めるとき,「まず最初は参考書を読んで。。。」とか,型にとらわれない方がいいです。参考書がつまんなくて途中で挫折,ということも多いですし。^^;
なにより,避けられない試験の場合は,「とりあえずやってみる」姿勢が,功を奏します。
まずは力を抜いて,少しずつ始めていきましょう。