株式会社わくわくスタディワールド

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新しい機器を,実際に使ってみる

わく☆すた,美月です。
昨日秋葉原に行って,久しぶりにパーツをいっぱい買って,仕事用に自作のパソコンを作りました。
T-ZONEで,かわいいオレンジの筐体があったので,それを基準に,Core i7が載るマザーボードを入れて作ってみました。

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CPUはCore i7 860,メモリは4GB,SSDが128GB,OSはWindows7 Ultimate 64ビット版です。
新しく作ってみて,一番感激したのは,SSD(Solid State Disk)の速さ。
もう,ハードディスクには戻れない,という感じで,アプリケーションが超高速で起動します。フラッシュメモリを使ってる Flash SSDで,容量は少ないのですがアクセス速度は比べものになりません。
AcrobatやWordが一瞬で立ち上がったのには感動しました。
実は,この手の実体験は,かなり試験にも役立ちます。
シリアルATAとか,午前試験に出てきますし,CPUの仕組みなんかも,Core i7などの製品名は出てきませんが,マルチコアとか,使われてる技術については出てきます。USBメモリなどは定番です。
同じフラッシュメモリを使っているSSDあたりは,そろそろ午前で出てもいい頃だと思います。
OSも,実際に使ってみるといろんなことが実感できて,試験の用語も頭に入りやすくなります。
試験には,WindowsよりもLinuxなどのUNIX系の方がよく出てきます。なので,勉強という意味では,お金のかかるWindows7よりは,フリーのLinuxを入れてみるといいかな,とは思います。
特に,情報セキュリティスペシャリストを受ける人は,新しいOSを入れたりしてみて,そのセキュリティ機能を実感するのはおすすめです。
マイクロソフトの「Windows 7 セキュリティの強化」によると,Windows7は,Common Criteria 認定取得のための要件である Evaluation Assurance Level 4 (評価保証レベル 4) の取得を目指して設計されたようです。
このあたりの実際に使われているものと,参考書に出てくる用語が結びついてくれば,実務でも使える身になる知識が身につくと思います。
実際に機器を使ってみる,というのは,やっていて楽しいですし,勉強だと意識しないで学べる,最高の方法です。
ぜひ,機会を作って,できるかぎり実際に触れてみてください。