勉強は「ふしぎ」を訪ねる旅
わく☆すた,美月です。
今日,斎藤孝さんの「勉強力」という本を読んでいて,「これ,いいフレーズだな」と思ったので,ちょっと紹介します。
勉強は「ふしぎ」を訪ねる旅
知識が増えると「ふしぎ」も増える
興味のある事柄に対しては,勉強すればするほど「ふしぎ」が増えて,「あれも知りたい,これも知りたい」と,謎解きにのめり込んでいくものなのです。
知識があればあるほど,その周辺分野の話は面白く感じられます。面白いからその関連分野もどんどん学ぶ,とやると,芋づる式に知識は増えていきます。
大体,「そんなこと知ってる」って言う人は,その分野についてよくわかってない人です。ホントに興味があって,わかってる人は,ちょっとでも知らないことがあると,「それどういうこと?」って感じで食いついてきます。
セキュリティが大好きな友人と話してると,「こんな攻撃もあるんだ」とか,「こんな会社の事故の事例が。。。」みたいな感じで,新しいことをどんどん吸収していけます。知識レベルが高い人は,新しい話題が出ると,「これはどういう仕組みなんだろう」と「ふしぎ」を感じて,それを調べて理解します。その姿は,とっても楽しそうです。
情報処理技術者試験の勉強をしていると,「これはどういう仕組みなんだろう?」とか,疑問に感じるところもあると思います。そういうときには,ぜひいろいろ調べてみてください。軽くGoogleで調べるだけでも,いろいろ出てきますし,専門書で調べると,しっかりした知識が身につきます。
試験分野全部に対してこれをやってると,試験には間に合わないかもしれません。でも,興味のある分野をいくつか,「ふしぎ」を訪ねて掘り下げて学習しておくと,その分野は得意になります。応用情報技術者試験の場合,そういった得意分野が3つか4つ作れば,かなり合格に有利になります。
高度区分の場合,その専門分野に対しては,「ふしぎ」を深く掘り下げていく作業そのものが,すごくいい勉強になります。参考書だけで学習するより,知識も幅広くなりますし,試験問題に臨機応変に対応できます。
過去問題を解きながら,過去問に出てくる専門用語について調べてみる,という感じでも十分です。勉強をつらく考えず,「ふしぎ」を訪ねる旅,ぐらいの気持ちで,楽しく学習していきましょう。