努力して勉強するのではなく,衝動的に勉強する
わく☆すた,美月です。
お待たせしておりました平成22年秋向けの「合格への道標」,応用情報技術者試験向けは発売開始しました。情報セキュリティスペシャリスト試験向けも,ただいま最後の編集中ですので,まもなく発売の予定です。
最近私は,Todoリストの管理方法を変えました。
今まで私は,「優先度をつけて,上から順番にToDoをこなしていく」という方法でやっていました。そうすると,一番最初のタスクに「なんかやりたくない・・・」って思ってしまうと,仕事自体が止まってしまうことがよく起こっていました。意志の力で無理矢理やってもいいのですが,本の執筆やモノを考える作業は,それだとなかなかはかどりません。
なので,何かいいやること管理の方法はないかな,と探していました。
そのとき見つけたのが,「iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!」の中にあった,「タスクを立体的に捉えなおす」という考え方です。
ちなみにこの本は,iPhone用の本ですが,時間管理の考え方などがかなり秀逸で,iPhoneがなくっても使える本だと思います。
そこでは,次にやるべきことを決めるのに,「先送り」ではなく「並べ替え」をするという方法が書かれています。一番上のタスクがやりたくなかったら,適当に並び替えて,別のやる気があるものを先にやればいいのです。
人のやる気や衝動は,移り変わりやすいものなので,今やりたくなくても,後でやりたくなるかもしれません。そして,何度か適当に並び替えてると,そのうち1コや2コは,「今やりたい」と思えるものが出てきます。その衝動的にやりたくなったものをやれば,効率的に物事を進めることができます。
そして,衝動に従ってるうちに,不思議と今日やるタスクが片付いていくのです。
これは,勉強するときにも使えると思います。
「今日は問題集の○ページをやる」と決めていても,それをやる気にならないことはあります。そういうとき,勉強をやめるのではなく,別に用意してあった参考書や専門書を読んでみる,DVDやYouTubeで勉強してみる,という風にやることを切り替えると,意外とやる気が出てきたりします。
努力して,イヤなことをやるのではなく,衝動的に今やりたいものを選んで行動する。そうすると,ストレスも小さく,やりたいことをやって必要なことができる,という素晴らしい状況が実現できます。
ちなみに,そのためのツールとして,私が使い始めたのは,「Toodledo」というToDo管理を中心としたWebサイトです。
無料で使えますので,よろしかったら試してみてください。
なるべく楽に,ストレスフリーで必要な勉強をやっていきましょう。