株式会社わくわくスタディワールド

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やってるだけで楽しい勉強をする

最近,毎日少しずつですが,Rubyの勉強を始めてます。

たのしいRuby 第4版」を読んで,プログラムを打ち込んだり,練習問題を解いたりしているのですが,初心にかえったみたいですごく楽しいです。
初心者向けの本って書いてあるのに,いきなりメソッドやクラスが常識のように出てきたり,「どこが初心者向け?」と突っ込みたくなる時は多々ありますが,内容はしっかりしています。
何より,じっくり進んで少しずつスキルが上がる感じがうれしいです。

別に仕事に必要なわけじゃないですし,急いでもないのですが,こういう勉強はホントに,面白いです。
勉強することそれ自体で,元気が出る感じなので,少しずつでも続けていきたいな,って思ってます。

IT関係の仕事をしていると,仕事に必要な勉強も多いですし,それ以外の業界でも必要な勉強は結構あると思います。
資格試験に受かることが必要な場合もありますし,昇進試験などがある会社もあります。
そういった勉強は,それはそれで大事だと思います。

ただ,それ以外に,「やってるだけで楽しい」勉強をするのは,いろんな効果があります。

まず,勉強自体が楽しいので,結構いい息抜きになります。
下手な遊びだと,「今日も時間を無駄に過ごしちゃったな・・・」といった罪悪感を持ちがちなのですが,そういったことがありません。
勉強という区分にするよりは,「新しいことを学ぶ」と言い換えた方がいいかもしれませんが,やって楽しい勉強は,苦にはならないので疲れません。

もう一つ,「実は勉強って楽しい?」って思えるようになると,今まで我慢してやってた勉強も,あんまりつらくなくなってきます。
学生時代だって,得意科目の勉強は,別につらくはなく,楽しかったはずです。
私は,学生時代の勉強は,好きな数学や物理の間に,苦手の英語を挟むなどで,適度に楽しくなるようにしていました。

やってるだけで楽しい勉強は,本質的に力がついてきますので,実は後になって,結構役立ったりします。

個人的には,プログラミングの勉強は,試験勉強でやるよりも実際にやってみる方が,はるかに楽しいと感じています。
プログラミングなんて,趣味でやってみる分には,手芸や電子工作などと同じような,ものづくりです。
実際にアプリケーションもできますし,動いたら感動ものです。

ただ,こっちの方が時間がかかって,効率が悪いのは確かです。
プログラミングはある程度できるようになるまでに時間がかかりますし,周辺の覚えることもいろいろあります。
試験勉強だけの方が,短期間で学べるとは思います。
それでも,時間がかかっても楽しい方が,後の仕事でも活きてきますし,なによりストレスが少ないです。

私は,最初のプログラミングの勉強は,小学5年生のときのマンガ(ゲームセンターあらしのマイコン入門)からでした。
ですので,いまだにプログラミングの勉強は,遊びのような感覚が残っていて,やってて楽しいです。
おかげで試験では,プログラミングやアルゴリズムの問題は勉強しなくてもできましたし,問題を解いていて楽しくもなります。
こういった分野が多ければ多い方が,試験勉強をするときにも楽しくなるのだと思います。

ホントに机上の勉強が好きという人の他は,実際にプログラムしたり,ネットワーク機器をいじったりといった勉強の方が,楽しいと思います。
体験する必要があって,要点がまとまってない分,時間はかかりますが,その分確実に身につきます。

最近勉強が無味乾燥になってきたな〜,と感じている方は,こういったすぐには役立たないけど,楽しそうな勉強をしてみるのはおすすめです。
試験勉強や仕事のやる気が出ないんだけど,という方も,楽しく勉強してみることで,そのやる気をもらえることもあります。

効率だけを追求していたら行き詰まりがちですし,何より楽しくないです。
やっているだけで楽しい勉強を見つけて,少しずつでも続けていきましょう。