株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

ITパスポート受験 11月の巻

本日は恒例の月初めITパスポート受験に大手町に来ております。
11月のクリアファイルはこちらです。

初音ミク11月

10時から試験を受けてきました。
スコアは前々回と同じで,総合940点(ストラテジ系865点,マネジメント系1000点,テクノロジ系1000点)でした。
何回受けてもあんまり点数が変わらない,というのは逆に言うと,試験の信頼性が高いとも言える気がします。

なんとなく受けた感じですが,ITパスポートの試験問題からは,IPAの気合いというかやる気を感じます。
多分,IT関連の技術者以外にITのことを知ってもらって,システム開発などをユーザとともにスムーズに進めたい,など,そんな意図があるんじゃないかな,とも感じています。
高度区分より力が入っているような気がしてます。

最近,ITに全然関係ない友人から,「RAIDのファイルサーバが壊れたので業者に見積もったら,すごく高い請求された」という話を聞きました。
RAID5は,ディスクが1台壊れた時にはすぐ直せるのですが,複数台壊れたり,RAIDのシステムそのものが壊れた場合には,直すのは大変なのです。
なので,RAIDシステムを過信せず,バックアップなどをしっかり取っておくことは大切です。

こういった,「ITを使う上で知っておくといいこと」は,ITを使うならみんな知っておいた方がいいんじゃないかな,と考えてます。
情報セキュリティや,コンピュータの基本的な仕組みは,日常生活で使う場面も多いです。

小学校や中学校で全員にプログラミングを教えると,できる人とできない人の差が大きいですし,教える先生がスキルがあるかどうかという問題もあります。
多分,IT企業がプログラミング教育を支援するのは,「有能な人材を早くから見つけ出す」という青田買いの意味合いも大きいのかな,と感じています。
プログラミングに向いているのは2割ぐらいとも言われていますので,向き不向きを早めに知るというのはいいと思います。

それよりも,小学生がスマートフォンを持つ時代には,コンピュータの使い方をしっかり教えることが大事なんじゃないかと考えてます。
スマホは小さなコンピュータですし,親世代だと使いこなせない人も多いので,危険は結構いっぱいあるように感じています。
そういう意味でも,ITパスポートレベルの勉強は結構大事だと思いますし,セキュリティを重点的に学ぶことにするのは必要だと思います。

ITパスポート試験は,結構使える知識が問われますので,いろんな方向に可能性を持った試験だと思います。
技術者の方も一度,力試しに受けてみるのはおすすめです。