株式会社わくわくスタディワールド

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艦これに学ぶ 試験勉強の7つのコツ

先日から,「艦隊これくしょん(艦これ)」というゲームにはまっていて,仕事の合間によくやってます。
ゲームをやっていていつも思うのは,単純なゲームではなくって,艦これのような戦隊を指揮したりするゲームのコツって,勉強とかなり似ているな,ってことです。

ロールプレイングやシミュレーションのようなゲームは,単純に反射神経を鍛えたり,力業で試行錯誤を行っていくだけではうまくいきません。
それと同じように,勉強でも,単純に暗記に頼ったり,ただ頑張って長く勉強すればいいものでもないのです。

ということで,今日はじめて艦これで「元帥」になった美月が,ゲームと共通する,試験勉強のコツについて語ってみたいと思います。

艦これと試験勉強で共通する,大事な点は,次の7つです。

1.「さあ,出撃よ!」(とりあえずやってみる)

まず,始めないことには,何も始まりません。
最初は分からないことだらけですし,適当でもいいので,とりあえず始めることが肝心です。
私も最初は適当に,「とりあえず単縦陣ってのしとけばいい」「とりあえず戦ってみる」みたいな感じで艦これを始めました。
勉強の時も,「とりあえず問題を解いてみる」「とりあえず参考書を読んでみる」というぐらいで気楽に始めるといいです。

2.「提督が鎮守府に着任しました」(毎日やり続ける)

何事も,1日だけで成果は上がりません。
できれば毎日,少しずつでも続けていくことがとても大切です。
艦これでは,毎日や毎週の任務がいっぱいあり,これを地道にこなすことでレベルが上がります。
一気にやろうとすると艦隊が疲れてうまくいきませんし,資材も足りなくなります。
毎日少しずつでも続けることが肝心です。
勉強も,毎日少しずつでもいいので続けて,「やるのが当たり前」となるまで習慣付けることが大切です。

3.「よーし!これでいけるわね」(できなくてもあきらめず,突破する方法を考える)

はじめてみると,うまくいかないことはよくあります。
そんなときは,他の方法を試してみたり,別の方法を探ってみたりして,突破する方法を考えます。
できている人がいるのだから,できないわけはないのです。
勉強も,うまくいかないときには,やり方が悪かったり,何か間違ったことを覚えていたりします。
他の方法も試したりして,うまくいくような方法を見つけていくことが大切です。

4.「私が一番?そうよね!だって速いもん!」(失敗を早めにして,次に活かす)

何かをやるときに意外と大切なのは,「失敗に早めに気づく」ことがあります。
実際にやってみて,「このやり方じゃうまくいかない」というのを身をもって知ることは大切です。
艦これだと,轟沈するとその艦娘はもう戻ってこないとか,潜水艦がいるときに夜戦に入ると痛い目を見るとか,空母がいないのに輪形陣にしても弱くなるだけとか,失敗することで学ぶことも結構あります。
勉強も,問題を解いてみて間違えることで,自分ができないことを確認でき,次につながるのです。

5.「ふふん…これが重雷装艦の実力ってやつよ…」(ネットや本など,様々なところから情報を収集する)

適当に自分だけの力でやっていると,途中で行き詰まるときが出てきます。
私の艦これだと,普通の軽巡洋艦に見えていた北上が,実は重雷装巡洋艦に改造でき,すごいパワーを持つようになることを知ったことはかなりの転機でした。
ネットや本など,様々なところから情報を収集し,実際に試してみることで,いろいろ効率的にすすめることができるようになります。

試験勉強も同様に,試験に関する情報,勉強法に関する情報などを,本やネットから学ぶことはとても大切です。
艦これでは,攻略本や雑誌などに誤記やウソ,ミスが多く,ネットの情報の方が頼りになりました。
これは,情報処理技術者試験の勉強と同じで,本を信用しすぎると痛い目に遭う,ということを事前に知っていたので,落とし穴にはまらなくてすみました。

6.「空母はメンテが肝心よね」(体調や疲れをちゃんと感じ,やりすぎない)

艦これでは,出撃をやりすぎると,艦娘達が疲れてきて,ミスが多くなります。
勉強も同様,やりすぎると疲れてきて,ミスが多くなり,効率が悪くなります。
特に,問題演習などの頭を使う勉強は,頭の冴えを最高にして行うと,とても効果的な勉強ができます。
逆に,疲れた頭で適当に考えていても,勉強時間の割に身につきません。
体調を感じて適当にメンテナンスしながら,無理をしすぎないことが肝心です。

7.「うぅ~、防御力はないんだよねー・・・」(自分の特性を見極め,やることを決める)

重雷装巡洋艦は,一撃で戦艦を倒せたりしてすごいのですが,防御力はなく,簡単にやられたりします。
艦これでは,いろいろな艦娘がいますが,それぞれ適材適所で,大活躍をしてくれたりします。
資格試験の場合には,人それぞれの特性によって,向き不向きがあります。
プログラミングに向いていない人に基本情報技術者試験は難しいですし,逆に,ツッコミどころを見つけるのが得意な人は,システム監査技術者の勉強に向いていたりします。
特に,大人になってから受ける試験の場合,苦手なことを頑張るよりも,自分の特性がアピールできる試験を選ぶことが大切です。

ということで,ゲームと勉強は共通点が多いので,ゲームが好きな人は,勉強も楽しめると思います。
というより,もともと学問というのは,貴族の一番の娯楽,ゲームなのです。

艦これの経験を勉強に活かして,楽しく勉強を行っていきましょう。