YouTubeの撮影環境を一新してみました
うちで撮影している,YouTube「わくわくアカデミー」の動画は,今まではペンタブレットを使って書いていました。
ワコムの普通のペンタブレット(PTH-650/K)なので,あんまり細かくは書けません。
なので,大きな文字を書くのにはいいのですが,先日のOSI基本参照モデルの動画の時には,かなり苦労しました。
なかなか,枠に収まるように書くのが難しかったのです。
教育動画の世界では有名なカーンアカデミーのFAQで撮影環境を見てみても,ワコムの普通のペンタブレット(Wacom Bamboo Tablet)なので同じだと思っていたのですが,どうも大きな点で違うことに気づきました。
それは,「日本語を書く」という点です。
アルファベットなら,あまり細かく書けなくっても,問題が起きる場面は少ないのです。
私自身,アルファベットなら,そんなに問題なく普通のペンタブレットで書けます。
ただ,「漢字などの日本語を書く」ということをやろうとすると,かなり難しいのです。
ということで,もっといい方法はないかと,ここのところいろいろ試行錯誤していました。
はじめに目をつけたのは,新発売のノートパソコン「Let's Note MX3」でした。
この広告を見たときに,「専用のスタイラスペンもあるし,これなら画面に直接書けて,それを撮影できるんじゃないか!」と考えました。
それで発売日に買ってきて,意気揚々と試してみました。
。。。結果は,思ったようにうまくはいきませんでした。
スタイラスペンはただ,手の代わりに書けるだけなので,手が当たると,その部分にも線が書かれてしまいます。
つまり,手を置きながらペンを使うことができないので,字が安定しないのです。
ワコムのタブレットは,ペンしか反応しないようにできているので,普通に筆記するときのように,手を置きながらでも書くことができます。
そのため,字が普通に書けるのです。
とはいえ,新しい高性能のノートパソコンですし,Windows8の普通のタブレットPCとして使う分には問題ないです。
何度か講義に使ってみましたが,パワーポイントに少しペンで書いてみる,というぐらいの使い方なら問題なく使えます。
ということで,午後問題の解説で下線を引いたり,重要なところを強調することはできるようになりました。
というところで,本来の用途には使えなかったので,また新たな方法を模索していました。
そこで,今週思いついたのが,「ペンタブレットではなく,液晶タブレットを使う」という方法です。
液晶タブレットとは,タブレットが液晶画面になっていて,その上から直接書き込みできるようになっているものです。
YouTubeの撮影にはぜいたく,という思い込みがあって,今まで検討もしていなかったのですが,最近は13インチの手頃な液晶も出ているようです。
そこで,ヨドバシカメラに行って試してみて,かなり使いやすいことがわかりました。
ただ,先週は迷っている間に在庫切れになってしまい,今週やっと手に入れることができました。
ということで,書いてみた画面はこちらです。
これなら,ほとんどストレスなく,画面の録画ができます。
やっと本の執筆も一段落つきましたし,これで試験までにいろんな動画を作れればいいな,と考えてます。
消費税も来月から変わりますし,欲しいもの,あるとより仕事や勉強がはかどりそうなものは,今のうちに買っておくといいのかな,と感じています。
長々と書いてしまいましたが,「自分でも動画を撮ってみよう」と思っている方に,参考になればうれしいです。