株式会社わくわくスタディワールド

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変化をつける

わく☆すた,美月です。
最近聞いた話だと,マラソンの練習は,毎日5kmとか,同じことをし続けていると,あんまり速くならないんだそうです。もちろん,ランニングの習慣をつける,というときには,少しずつでも毎日続ける,というのは大切なことだと思います。でも,ある程度力がついてくると,一定のレベルで安定してしまって伸び悩む,ということがおこります。そういうときに,たまに10km走ったり,逆に1kmを思いっきり走ったり,変化をつけることで走力が上がっていくそうです。
勉強も,同じことばっかりやっていると,頭打ちになってしまう傾向があるように感じています。
例えば,ネットワークの勉強で,参考書や専門書を読む勉強ばかりしていると,知識はつきますが,そのうち頭が飽和してきます。そういうときには,問題演習を入れたり,実機をさわってみたりすることで,知識が身になりますし,新しい知識も身につけやすくなります。
そして,逆に,過去問演習ばっかりやってるのも行き詰まる原因になります。
過去問のパターンは,ある程度は練習してマスターする必要がありますが,やりすぎると,過去問のパターンから出られなくなります。ネットワークやセキュリティは特に,毎年新しい内容も出てきますので,ある程度は時代の流れに沿った知識も勉強する必要があります。
ネットワークスペシャリストには特に,何年も勉強し続けていて,「平成12年の過去問」などはよく知ってたりするのですが,IEEE802.1xはよく分からなかったり,という人も結構います。最新技術を追い求める,というほどの必要はないですが,過去問以外の知識の勉強も必要です。
論文試験の勉強も,自分の得意なテーマで,同じような準備論文ばっかり作っていても,あまり意味はありません。実際の試験では,自分にぴったりのテーマが出てくるとは限らないので,一度,「全然自分の経験と関係ないテーマ」でも書いてみるというのもおすすめです。ITストラテジストとシステムアーキテクトは,組込系もありますので,一度挑戦してみると面白いと思います。得意なテーマでなくてもなんとかかける,ということがわかると,本番での自信につながります。
勉強する時間や場所を変えてみる,というのもいいと思います。
いつも夜やってるなら,たまには朝からやってみるとか,いつもはスタバだけどドトールにしてみるとか,ちょっと変えてみると気分も変わって新鮮な気分で勉強できます。
いつも単調な勉強をしていると,早く飽きがきます。
いろいろ変化をつけながら,あと少し,楽しく学習していきましょう。