株式会社わくわくスタディワールド

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1ページでいいので勉強する

今日は午後からのセミナーだったので,午前中少し仕事してから出かけようと思っていたら,ついつい10時まで寝てしまった,わく☆すた美月です。^^;
予定どおりには,なかなかいかないものですね。
こういうとき,完璧主義に陥ると,全然仕事が進まなくなるので,予定の1/3だけ仕事して出かけました。少しでも進めておくと,後が楽です。
勉強も,完璧主義で,「あれもこれも頑張ります」とやると,できなかったときの落ち込みが激しいです。
「過去5年分の過去問を完璧にします!」と意気込んで,予定どおりに行かない日が続くと,つい投げ出してしまう,ということはよくあると思います。予定どおりに進まないと,糸が切れたようになりがちで,そのままフェードアウトしてしまう危険が大きいです。
そんなときには,予定どおりにいかなくっても,自分を責めないで,「ちょっとだけ」進めるのがおすすめです。
今日,過去問1年分解こうと思っていて解けなくても,午前だけ解いてみる,とか,午後2だけ解いてみる,とか,量を少なくすれば,できる部分も多くなると思います。
情報処理技術者試験の勉強の王道には,「過去問3回分を完璧にする」というのがあります。大体3回分ぐらいやれば問題の傾向はつかめますし,同じようなことが結構出題されるからです。
でも,だからといって,「過去問3回やらないと合格できない」わけではありません。2回分でも1回分でも,理解できて出題傾向がつかめれば,それでいいと思います。
個人的には,試験を受ける前には,「過去問3回分をやってから会場に行く」というのを1つの目安にしています。でも,ネットワークスペシャリストの時には,3回分だけだと全然受かる気がしなかったので5回分をしっかり勉強しました。逆に,上級シスアドの時には,1回分解いていけそうな気がしたので,あんまり過去問は見なかった記憶があります。
必要な勉強量は場合によって違いますし,そして何より「勉強が足りないから」といって,合格できないと決まったわけではありません。
情報処理技術者試験の場合,ある程度の事前知識は必要なので,「全然勉強しなかった」ら,合格するのはかなり難しいと思います。でも,「勉強が少し足りない」ぐらいなら,状況によっては合格できる可能性は大きいです。自分の得意な分野だけが出題されるかもしれませんし,論文で自分の経験ドンピシャリの問題が出題されるかもしれません。
ですので,「今からじゃもう間に合わない~」とか,「今日サボってしまったから3連休もうだめだ~」と考える前に,1ページでいいので,参考書や問題集を開いて,勉強してみましょう。
少しずつでも進んでると勢いもついてきますし,ためしにはじめてみると,気分が乗ってくるかもしれません。
試験まであと少し。後で後悔しないように,少しずつでも進んでいきましょう。