田舎の方が便利なこと
今日は参議院選挙の投票に行ってきました。
うちの集落は,店や学校などは一件もない,ひたすら農村地帯というところなので,投票所はどこかの学校に,車で行くのかと思っていました。
でも,投票用紙を見ると,投票所は同じ集落の集会所。
セミが鳴いている中,徒歩でゆったりと投票してきました。
投票所には地元の立会人の方が5人。意外と賑わっていました。
全国こんな感じなら,確かに選挙ってお金かかるなぁ,と改めて感じました。
ちなみに,東京都心部の千代田区や台東区などは,意外と投票所は人が少なかったりします。
住民票があって住んでいる人よりも,通勤で外からやってくる人の方がはるかに多いからです。
台東区は1割ぐらいは外国の方ですし,その方たちには選挙権がないので,有権者が少ないということもあります。
というところで,ここ熊野では,営利企業は少ないのですが,公共の施設はいろいろ充実していたりします。
郵便局はいたるところにあって,意外とちゃんとATMも整備されています。
都市銀行(三菱東京UFJ銀行)は50km先の田辺市街にいかないとありませんが,郵便局だけはうちから5km圏内に3件(うち1件は簡易郵便局)あります。
秋葉原に住んでいた時の悩みの種の一つに,「郵便局での待ち時間の長さ」がありました。
近所の郵便局はいつも混んでいて,30分ぐらい待つことも普通でした。
ATMも並んで大変なので,なるべく使わないようにしていました。
こちらでは逆に,郵便局に行くと局員さんが待ち構えていてくれます。
待ち時間もないですし,快適に用事をすませることができます。
なんとなく,ステレオタイプで,都会は便利,田舎は不便と思いがちなのですが,細かくみていくと,そうでないこともいっぱいあります。
その土地ごとの便利さを享受しながら,日々を過ごしていきましょう。