受かる時の勉強は,実は楽しい
試験勉強っていうと,なんとなく,艱難辛苦に耐え,日々努力し。。。みたいな感じで,頑張ることをイメージする人も多いと思います。
巨人の星みたいな感じで,苦しい勉強に耐え抜き,乗り越えたものだけが栄光を手にする,そんな感じです。
でも,実は,試験に受かる時,受かる方向に向かって行う勉強は,実はとっても楽しいのです。
たのしいので,ついつい勉強して,それが続いて受かる,そんな感じが理想ですし,実際そんな感じで受かる人は多いです。
公開セミナーや企業研修などで,「明らかにこの人は受かるな」って感じの人が時々います。
こういう人は,とにかく勉強自体が楽しくってしょうがない感じです。
自分で新しい勉強法を開発してみたり,ヤフオクでルータを落札して自分でネットワークを組んでみたり,いろいろ創意工夫している姿を見せてくれて,こっちまで楽しい気分にさせてくれます。
私の経験上,こういう人はまず受かります。
最初,ちょっと面倒だな,とか,始めるのがおっくうな感じがしても,勉強しているうちに楽しくなることがあります。
普通は,最初に物事を始めるのはおっくうなので,いつも楽しくてしょうがない,というわけではないと思います。特に,情報処理技術者試験の勉強は,最初が取っつきにくくて難しい感じがするので,敷居が高く,苦しく感じることもあると思います。
でも,その苦しさは,ずっとは続きません。
勉強法が間違ってないときには,ある一定のレベルまで来ると,段々楽しくなります。そして,知識がつながってきて,過去問と対話ができるようになってくると,すごく面白く感じられるようになってきます。
そのころになると,楽しくって,しょうがなくなったりします。
でも,勉強って楽しいよね,とか,全然苦労ないよね,って言うと,批判されたりすることもあるので,黙って頑張っているふりをすることもあります。
特に,家族の前だったりすると,楽しく勉強してる,っていうと遊んでるようにとられることもあるので,苦しいことにしておくこともあると思います。
でも,受かる方向,実力がアップしていく方向でやってる勉強は,ホントは楽しいです。
流れに乗ってる感じがするので,とても気持ちよくスムーズです。
ただ楽しんでるだけなのに,周囲からは頑張っているように見られる,そんなおいしい蜜の味は,経験した人にしかわからないかもしれません。
試験勉強を始めるとき,すごく大変に思えて,つらいかもしれませんが,やっていると案外楽しいものです。
特に,コンピュータや,ITが好きな人は,はまればとっても面白いです。
といって,無理に楽しもうとする必要はないのですが,ある程度の時点までいくと,自然に楽しく感じられるようになると思います。
乗り越える試練,としてではなく,知らないところに遊びにいくような感覚で,勉強を始めてみるのもおすすめです。