株式会社わくわくスタディワールド

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雑誌で事例を勉強する

わく☆すた,美月です。
情報処理技術者試験の申込確認ができるのは,本日8月25日(水)の15時までです。あと,申込内容訂正依頼の締切は,あさって8月27日(金)の13時までになります。
迷ってる方,ちゃんと申し込みできたか不安な方は,一度確認してみるのもいいと思います。私も,なんとなく不安になったので,さっき申込確認を行ったら,無事「申込完了」になっていました。^^
昨日,定期購読の「日経SYSTEMS」が送られてきたので,なんとなく読んでました。メインテーマは「失敗しないアジャイル」。私はアジャイル開発は経験したことがないのですが,こういう雑誌の記事などをみると,「へー,そうなんだ~」と,実際のアジャイル開発の現場での問題が,すごくリアルに感じられます。「成功するアジャイル,失敗するアジャイル」という感じの特集で,どういう風にやればアジャイル開発がうまくいくか,とか,実例も豊富にいろいろ解説されています。
そして,こういうのは,結構論文ネタになるのです。
今回のアジャイルの特集などは,システムアーキテクト試験では,定番の論文ネタだと思います。あと,プロジェクトマネジメントがポイントだと考えれば,プロジェクトマネージャでも出題されるかもしれません。
雑誌の記事だけで書いた論文は内容が薄くなるのでおすすめしませんが,自分の経験+αで,こういった雑誌で取り上げられている成功のポイントを押さえていると,いい感じの論文が仕上がると思います。
あと,応用情報技術者試験とか高度午前1などの勉強でも,事例の学習は意外と役立ちます。
参考書だけで用語を覚えているとつらいですが,雑誌や専門書などで詳しく掘り下げると,用語は意識しなくても頭に入ってきます。システム開発は特に,暗記する用語が多い分野ですが,それぞれの技術は,実際に使われているものなので,事例で具体的に知っておく方が,記憶に残りやすいです。
情報セキュリティも,雑誌で事例を読んでいると,攻撃がどう危ないのか,具体的に感じられます。今回の日経SYSTEMSの特集で,ソフトウェア開発でプログラムに脆弱性があった企業の話題がありましたが,こういうのを読んでおくと,「なぜセキュリティ対策を行わなければならないのか」がよくわかります。
知識を身につけるとき,用語だけ暗記して解けるようになればいい,と思いがちですが,それだと逆に非効率なことも多いです。特に,専門分野を深く掘り下げる時には,用語を知っていても意味がないので,その使い方や使われる理由など,幅広く理解しておく必要があります。そのためには,実際の事例というのはとても役に立ちます。
ですので,受けようとしている区分に関する雑誌を読んで,それを購読するのはおすすめです。
だいたいの試験区分で,日経の雑誌とそれ以外と,1冊ずつはあると思いますので,気が向いたら買ってみるぐらいでもいいと思います。書泉とか,大型の書店に行くと,バックナンバーもおいてありますので,興味のある号を買って読んでみるのも楽しいと思います。
そろそろ,基本的な勉強は終わって,応用力を身につける時期です。
特に,高度区分は,参考書だけではどうしても限界がありますので,ぜひ雑誌などで最新の技術にも触れておいてください。