勉強法マニアにならない
私は,本屋に行って,「勉強法の本」があると,必ず見てしまいます。
そして,そんな本を読むのが大好きです。
多分,世の中にある「勉強法」の本は,たいがい読んでいると思います。
英語の勉強法,受験勉強の方法,そしてもちろん,資格試験の勉強法,読みまくってました。
いくつかは実際に実践して,自分のものにしました。
習慣化して,役に立っているものもいくつもあります。
ただ,油断していると,勉強法の本は,読んだだけで「勉強した気」になってしまいます。
私自身,読んだだけで実践した気になって,実際にはやらなかったこと,っていくつもあります。
特に,英語関連の勉強法は,読んだだけで勉強できた気になって,実践は途中で挫折,ということが多かったです。
このブログには,自分が実践して役に立ったもののみお伝えするようにはしています。
ただ,合う合わないはあると思いますし,実際にやらなかった勉強法は,役に立つかどうかは,ホントはわかりません。
「効率的な勉強法」の探求には,落とし穴があります。
それは,「効率的な勉強法」を探し求めすぎて,「効率的でない勉強はやらない」という罠にはまってしまう恐れです。
実際には,多少非効率でも,やらないよりもやった方が実力がつきます。
必要なことを勉強しないと合格しませんが,よけいなことを勉強したからといって,マイナスになることはたまにしかありません。
特に試験まで1ヶ月を切った今の時期,ここでやみくもに,必殺技の勉強法を探すヒマがあったら,何でもいいから勉強した方が早いです。
多分,今の時期だったら,いきなり過去問題を解いて,解説を読みながら勉強していくのが一番効率的だとは思いますが,別に他の方法でも,試験に出てくる内容が勉強できればOKです。
「合格するための勉強法を知る」ことと「実際に合格する」ことは,似ているようで全然違います。
近道,効率の良い道ぐらいはあると思いますが,多少廻り道をしても,たどり着く先は一緒です。
どんな勉強法がいいかについて調べるのはほどほどにして,実勢に勉強をやっていきましょう。