信頼性を確保するために勉強する
今日,Skypeで大規模な障害があった様子で,予定していたSkype会議が実施できませんでした。
会議自体は,延期されて特に問題はなかったのですが,会議延期の判断が遅れたため,予想外に時間を浪費してしまいました。
何かトラブルが発生したときの対応手順って,あらかじめ決めておいた方がいいなぁ,と改めて感じました。
ということで,今日は,試験に向けての信頼性確保,トラブルが起こったときの対応手順,というテーマで書きたいと思います。
まず,試験内容に関して,勉強しておくといい「予備の勉強」というのがあります。
もちろん,合格するための知識が足りない,これから頑張らないと間に合わない,という人は,まずは本命の勉強に集中するのが先決です。
ただ,合格ラインは行けそう,でも本番で何かイレギュラーなことがあったら困る,というときに,やっておくと安心な勉強,というのはいくつかあります。
1番は,「選択する予定のない分野の勉強もしておく」ということです。
無理にやらなくてもいいですが,やれば合格可能性は上がる勉強,というのがあります。
たとえば,応用情報技術者試験の午後問題は,12問中6問選択です。
ですので,6分野勉強しておけば,本番では対応できるはずなのですが,たまにその年だけ,選ぼうとしていた区分がとっても難しい,もしくは全然知らない問題,ということがあります。
去年は,ネットワーク,セキュリティあたりが結構難しかったり,システム開発が想定外のCSSだったり,ということがありました。そんなとき,予備で勉強している分野があると,その難しい問題を選択しないで,別の得点をとれる分野を選ぶことができます。
残り2週間でも,それなりに行けそうな分野としては,マネジメント系3種目(プロジェクトマネジメント,ITサービスマネジメント,システム監査)なんかがおすすめです。ひととおりやっておくと,6割ぐらいの正答率にはなると思います。
情報セキュリティスペシャリストでは,セキュアプログラミングは,余裕があるならやっておいた方がいいです。ただ,この分野を取ろう,と決めてしまうと,2回に1回ぐらいは難易度が高いので危険ではあります。ひととおり勉強をしておいて,簡単そうだったら選んでみる,ぐらいで十分だとは思います。
#ちなみに,私自身は冒険する方が好きなので,今回の試験ではセキュアプログラミングを選択する予定ではいます。
論文系は,想定外の論文テーマが出たときに備えて,準備論文ではなく,「ネタの洗い出し」をしておくのがおすすめです。
自分が経験したことを中心に,本で読んだこと,話に聞いたことなどを,とりあえず洗い出して,「ネタ」として集めておくのです。そして,想定外のテーマが出たときには,そのテーマに合わせて論文を書いて,1つ2つ,集めておいたネタを散りばめます。そうすると,ある程度実際の内容が含まれるので,それなりに信憑性のある論文が作れます。
不測の事態でも,とりあえず論文の形が作れるように準備しておくと,意外となんとかなることが多いです。
事前の勉強内容だけで結構いろいろ書いてしまったので,内容以外の話はまた後日,書きたいと思います。