手書きで字を書く練習をする
本日,試験センターより,「平成23年度秋期試験について」が発表されました。
今年は,願書を受け付ける期間が,インターネット受付の場合,8月29日(月)20時までとなっています。
昨年の締切は,8月17日(火)20時まででしたので,いつもよりはだいぶん遅くまで受付するみたいですね。これは,特別試験の合否を待ってから申し込みする人に配慮した形だと思います。
ぜひ,合格して,もう一つ上位区分を受験する,という形で,秋試験の申し込みを行えるといいですね。
私自身は,秋はITストラテジストを受験予定ですが,もし特別試験で不合格なら,もう一度情報セキュリティスペシャリストを受けます。結構企業研修もやってますし,落ちたらシャレにならないので,あんまり考えたくはないですが。。。^^;
情報処理技術者試験,応用情報技術者試験以上は,午後は記述式です。
ですので,意外と「手書きで文章がちゃんと書けるかどうか」が,合否に影響してきます。
特に,論文系は,午後2で最低でも2000字ぐらいの記述を,2時間で行います。
午後1も,論文系は,60字とか80字とか,文章で記述する問題も多いです。
ですので,単純に,「手書きで数多くの文字を書く」という,手の力が大切になっています。
私自身,学生時代は結構大きな鉛筆ダコができていて,「手書きで文章を書く」というのはかなり得意でした。でも,最近は,意識しないと手書きで書く機会がないので,いきなり書くと,遅いですし手がとても疲れます。
ですので,試験前は,なるべく意識して,手書きの文章を書くようにしています。
スペシャリスト系や応用情報技術者は,さすがに手が痛くなるほど文章を書くことはありませんが,それでも,手書きでわかるように,時間内に記述する必要があります。
特に,データベーススペシャリストは,時間との勝負の部分が大きいですので,「速く書けること」は,武器になると思います。
情報セキュリティスペシャリスト,応用情報技術者の場合には,急いで書くことよりは,「試験官に伝わるように文章を書く」ことが大切です。なるべく揚げ足をとられないように,相手に伝わる文章を,なるべくきれいな字で書くように意識するだけでも,だいぶん違うと思います。
正攻法としては,手書きで字を書く練習として最適なのは,「過去問演習」及び「論文書き」です。
直前だと,ただ内容をチェックする,というより,きっちり字数を数えて,時間内で書ききる,という練習が大切になってきます。
ただ,過去問はやりつくした,とか,なるべく勉強じゃない方がいい,という方は,「とにかく,何でもいいから書いてみる」という方法でも十分です。
文章を書き慣れるのが目的なので,日記でも,手紙でも,なんでもいいです。
私自身は,最近は,「モーニングページ」という方法を使ってます。朝起きて,思いついたことを何でもだらだらとA4のノート1ページに書き連ねる,というだけのものです。だいぶ以前に,「モーニングページについて」でも書いていますが,思いついたことをただ手で書くだけでも,思考が整理されてきますし,書く内容に悩まなくていいので,手書きの練習としては最適です。
情報処理技術者試験は,良くも悪くも,すべて「手書き」の試験です。
普段使わない筋肉だからこそ,ウォーミングアップしてから,試験に臨みましょう。