試験前の週末の過ごし方
まずは,わく☆すたからのお知らせです。
2011年秋向けのセミナーの,募集を開始しました。
今期は,3区分のスタートアップセミナーをはじめ,ネットワークスペシャリスト3回コース+過去問演習コース,分野別徹底学習ストラテジ系のセミナーを開催します。
詳しい情報および申し込みは,こちらの「公開セミナー」ページからお申し込みください。
今回は,なるべく皆様と交流していけるよう,今まではDVDのみの発売だった内容も,公開セミナーとして実施いたします。
単発での申し込みも受け付けておりますので,ご都合の合うときに,気軽にご参加ください。今回から,平日夜間のコースを新設しています。
試験まであと9日,土日が休みの人の場合,試験1週間前の休日の過ごし方は,とても大切です。
全然間に合ってない人は,追い込み勉強をする絶好の機会ですし,だいたい予定通りに来ている人は,さらに合格を確実にするため,弱点をつぶす作業に使えます。
個人的にやってみたり,人の話を聞いて,「直前に効きそうな勉強」を,いくつか紹介します。
1.一人模擬試験
試験1週間前に,試験と同じ時間(9:30スタート)で,時間通り同じように,試験を受けてみる方法です。
題材は,やったことのない過去問がベストですが,なければ解いたことのある問題でもかまいません。時間に慣れるのが目的なので,できる範囲でそろえてください。
できれば,図書館や自習室など,他の人もいて勉強できる環境,というのがベストです。
特に大切なのが午後2の演習です。ほかはできなくても,午後2の2時間を,2時間で解いてみる,という練習だけは,ぜひやってみてください。
論文系を受ける人は,2時間でとにかく論文を仕上げてみる,データベーススペシャリストを受ける人は,2時間でどこまで書ききれるかチャレンジしてみる,情報セキュリティスペシャリストを受ける人は,初見の午後2をどこまで正確に読み取れて,解答が規定の字数で伝わるように書けるかにチャレンジしてみるのがポイントです。
情報セキュリティスペシャリストの午後2の場合,「題意を読み間違えてしまう」ことが午後2の一番の敗因ですので,ぜひ一度,初見の問題に挑戦することをおすすめします。この目的なら,別に古くなってもいいですし,情報セキュリティアドミニストレータ試験は,そういった意味では結構難しい試験でしたので,平成13年ぐらいの問題にさかのぼってもいいと思います。
ちなみに,平成13年の第1回目の情報セキュリティアドミニストレータ試験は,専門家の方が題意を読み間違えてことごとく落ちてしまったという,いわくつきの試験です。
午後2を中心に,できる限り本番の時間配分で,演習を行ってみましょう。
2.知識の総ざらい
今まで使ってきて,全部クリアした参考書や問題集がある方は,一度ひととおり見直してみましょう。
意外と,忘れているポイントは結構あるものです。
このとき,急いで飛ばし飛ばしでもいいので,「1日ですべて」目を通すところがポイントです。少しずつやっていたときにはわからなかった,全体像が見えてきます。
情報処理技術者試験は,大局観が大切です。全体を見渡して,弱点をもう一度復習しておきましょう。
3.リフレッシュ・家族サービス
試験に向けて,心置きなく進める人は,一番やる気がある時期だと思いますので,ぜひ勉強してください。
でも,疲れがたまっていたり,家族との関係があったり,思うようにいかない人も大勢いると思います。
来週の日曜日に,大手を振って試験に行けるよう,家族サービスに努めるのも一つの方法です。
来週の日曜日に,最高のコンディションにできるよう,ゆっくり休んだり,体を動かしてリフレッシュするのもいいと思います。
ちなみに私は,運動不足を解消するため,土曜日は10kmのマラソン大会に出てきます。^^;
日曜日は,自分の勉強も兼ねて,YouTube撮影の予定です。
試験というのは,実は,知識をいっぱい入れさえすれば合格できるのではありません。
特に,情報処理技術者試験は,頭を使って考える必要がありますので,当日のコンディションが大きく合否に影響してきます。
ですので,1週間後の日曜日にピークを持って行けるよう,考えてコンディションを作っていきましょう。